寝る前にコーヒーの話をしませんか?

コーヒーやカフェのこと、カフェで出されるドリンクやカフェ特集の本のことなど、カフェに関するいろいろなことをご紹介してきます。

ブルーボトルコーヒーとはどんなカフェ?サードウェーブって一体何なの?

現在、日本ではコーヒー界のAppleと呼ばれる「ブルーボトルコーヒー」が国内に進出してきたことで、にわかにその話題で盛り上がっています。皆さんも、ブルーボトルコーヒーという名前を一度はニュースなどで耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 

ただ、実際のところブルーボトルコーヒーとは一体どんなお店なのか、なぜこんなにも話題になっているのか、他のお店とどのように違うのかについてよく分かっていないという方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、ブルーボトルコーヒーとはどんなお店なのか、どんな特徴を持っているのかについてご紹介したいと思います。

 

スターバックスコーヒーとブルーボトルコーヒー

日本で有名なコーヒーチェーン店と言えば、スターバックスコーヒーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。「ブルーボトルについては知らないが、スターバックスなら知っている」という方もいらっしゃると思います。

 

そこで、まずはスターバックスと比較しながら、ブルーボトルコーヒーとはどんなお店なのかについてご紹介していきましょう。

 

スターバックスは現在、キャラメルマキアートなどのように、エスプレッソを使った甘いドリンクで有名になっていますが、もともとはカフェラテのようにエスプレッソを使ったコーヒーメニューなどをウリにして経営展開していました。また、当時のアメリカで出されているコーヒーなどに比べて「美味しいコーヒーを出すカフェ」という点がウリになっていたのです。

 

ただし、その際の“美味しいコーヒー”とは、比較的深めの焙煎の、苦さが重視されたコーヒーでした。

 

ですが、そういったスターバッスコーヒーのようなカフェのスタイルが主流になった後、それぞれのコーヒー豆の特徴が深い焙煎などによって壊されてしまわないように、浅焼きの焼き方をしたロースター(焙煎屋)などが出てきました。これがカフェ業界などでよく言われる“サードウェーブ”の流れだと言えます。

 

そのサードウェーブの主要なお店の1つが、ブルーボトルコーヒーなのです。そのため、コーヒーもそれぞれの国や農園によって、それぞれの個性が出るように焙煎されていますし、コーヒーも機械で淹れるのではなく、1人1人の手で淹れるというこだわりを持って経営されています。

 

ブルーボトルは特別?

ただ、こうしたサードウェーブの流れに沿ったカフェは、ブルーボトルコーヒーが特別というわけではなく、ブルーボトルコーヒーが出店する以前から日本にもたくさんありました。

 

多くのお店は個人経営であまり多店舗展開していないところが多いので、ブルーボトルほど有名ではありませんが、全国にそういったお店は点在しています。

 

その中でも比較的有名なカフェや喫茶店を挙げるなら、長野に本店を持つ「丸山珈琲」や、コカコーラの自販機の缶コーヒーにもなったことで有名になった「猿田彦珈琲」、NOZYCOFFEEのコーヒーショップである「ザ・ロースタリー」なども含まれるでしょう。

 

このように、ブルーボトルコーヒーが出店する前から、確かにサードウェーブの流れは日本の中にもあったと言えます。

 

まとめ

現在、ブルーボトルコーヒーがサードウェーブの流れの1つとして、日本では非常に有名になっており、連日行列ができるまでに至っています。ただ、ブルーボトルコーヒーがこれまでのカフェにおいて特別だというわけではなく、どちらかというと、その流れは国内にも少なからず以前からあったものだと言えます。

 

ひょっとすると、皆さんの自宅の近くにも、ブルーボトルコーヒーと同じようなスタイルのカフェがあるかもしれません。もし興味があれば、お近くのコーヒー専門店を尋ねてみてはいかがでしょうか。

 

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