寝る前にコーヒーの話をしませんか?

コーヒーやカフェのこと、カフェで出されるドリンクやカフェ特集の本のことなど、カフェに関するいろいろなことをご紹介してきます。

コーヒーを飲むとうつ病になるの?それとも予防効果があるの?

コーヒーとうつ病の関係については、インターネットで検索してみると色々なことが言われています。サイトによってはコーヒーを飲むほどうつ病になりやすいというものもあれば、コーヒーはうつ病の予防効果を持つと説明しているサイトもあります。

 

今回は、いろいろな視点から「なぜこんなにもコーヒーとうつ病の関係について意見が異なるのか」「コーヒーは結局飲まない方がいいのか」をお話したいと思います。

 

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カフェインはうつを悪化させる?

まず確認しておくべきことは、確かにカフェインにはうつを悪化させる可能性があるということです。そのため、カフェインが多量に含まれるコーヒーなどを多量に摂取するとうつ病のリスクは高まるのではないかとも言われています。

 

コーヒーのうつ病リスクを訴えるサイトは、おそらくこうしたカフェインの作用を根拠に「コーヒーを飲まないほうがいい」と主張していることでしょう。

 

ですが、コーヒーを1日に2~4杯飲む人は、コーヒーを飲まない人に比べてうつ病になる可能性が約10%低くなることがアメリカ国立衛生研究所によって指摘されています。

 

ここで重要になるのは、コーヒーはカフェインだけでできているわけではないということです。

 

アメリカ国立衛生研究所は、コーヒーの抗酸化作用がうつ病の予防に影響しているのではないかと主張しています。

 

どんなものでもそうですが、一つの栄養素だけから食べ物はできているわけではないので、カフェインが精神にマイナスの影響を持っているからと言って、コーヒーが同じくマイナスの影響を持っていると考えてはいけません。

 

コーヒーを飲む際の注意点

ただし、この話にもいくつか注意点があります。たとえば、高ストレス下に置かれた人がカフェインを多量に摂取するとうつ病のリスクが高まる場合は確かにあります。

 

うつ病にすでになってしまった人にコーヒーを勧められないのはそういった理由があるでしょう。別に、コーヒーそのものが悪いという話ではありません。重要なのは組合せの問題です。

 

その人が抱えているストレスの程度によって、そして一度に摂取するカフェインの量によってコーヒーの影響も変わってくるのです。どんな食べ物もそうですが、撮り過ぎはいけませんし“いつでも健康に良い”食べ物なんてものはありません。

 

他にも、コーヒーが健康に良いか悪いかは、コーヒーを飲む時間も重要です。たとえば、カフェインを夜に摂取すると眠れなくなるのは言うまでもなく知られていることです。

 

夜に眠れなくなり、サーカディアンリズム、言い換えれば体内時計が狂ってしまうことによって身体や精神の調子がおかしくなり、うつ病リスクが高まることもあるでしょう。

 

むしろ、昼間に飲めばポリフェノールの抗酸化作用などが得られ、運動した時と同じように脂質代謝が良くなるにもかかわらずです。

 

このように、食べ物や飲み物には摂取するべきタイミングというものがあります。それを守らずに深夜にコーヒーをがぶ飲みするような生活をしていれば、コーヒーの効果を得られないのも当然と言っていいでしょう。

 

まとめ

コーヒーとうつ病に関しては色々なことが言われています。コーヒーに含まれるカフェインだけに注目してその影響を語る人も多いですが、そこに含まれる栄養素はカフェインだけではないことに注意が必要です。

 

その上で、さらに気を付けるべきは「どんなに健康に良いとされる食べ物であっても、いつでも、どれだけでも摂取していい」というわけではないということです。

 

極端な話ですが、「野菜は健康に良いから、夜寝る前にたくさん食べても問題ない」という人はいないですよね。コーヒーもそれと同じだと思ってください。適切なタイミングで適切な量を飲むことを心がける必要があります。

 

コーヒーを飲む際はがぶ飲みなどせず、できる限り深夜を避けて飲むようにすれば、むしろその良い影響を受けられることでしょう。