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スタバやローソンで売られる「ゲイシャ」とは一体どんなコーヒーなのか!?その由来や味、風味から

皆さんは「ゲイシャ」というコーヒーをご存知でしょうか。最近、スターバックスやローソンでも、「ゲイシャ」というコーヒーが希少な限定コーヒーとして発売されていたのを見かけられた方は多いのではないでしょうか。

 

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https://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2014-982.php

 

ゲイシャの特徴は、花のような香りがとても強く、きれいでエレガントで、その一部は世界で最も高価なコーヒーの1つにもなっていることでしょう。実際、スターバックスでは「パナマ アウロマール ゲイシャ」が250gのコーヒー豆で10,000円で売られるなどしています。

 

こうしたゲイシャは一体どんな風味を持っているのでしょうか。日本人がゲイシャと聞くと、一瞬「芸者」を思い浮かべてしまいますが、そこには何か関係があるのでしょうか。

 
今回は、この「ゲイシャ」について少し詳しく見ていきましょう。

 

コーヒーの品種について

まずゲイシャの話をする前に、少しコーヒーの品種の話についてご紹介しておきます。

 

コーヒーに強い関心のある方なら「アラビカ種」「ロブスタ種」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。これは、コーヒー豆の品種の名前です。

 

現在、私たちが口にするコーヒーの原料として出回っているものは、ほとんどがこの2種になります(正確に言えば、コフィアアラビカ種とコフィアカネフォラ種の2つが主流で、カネフォラ種の中にロブスタ種があるのですが、よくアラビカとロブスタが比べられます)。

 

では、これら2つの品種は一体どんなところが違うのでしょうか。

 

コーヒーの風味に大きな違い

この2種類ではコーヒーの風味が全く違ってきます。アラビカ種はロブスタ種に比べ、いろいろな風味を持っています。品種、栽培条件、精製方法など様々な要因によって、多くの豊かな風味を持つに至るとされています。そのため同じアラビカ種でも、感じられる味や風味が全く違うことも普通にあり得ます。

 

なので、ときどきコーヒー屋さんやコンビニで「アラビカ種100%使用!」と書いてあることがありますが、実はアラビカ種100%と書かれたところで、どんな味や風味のコーヒーが分からないのです。

 

それに比べ、ロブスタ種はいわゆる“コーヒー的な風味”を持っています。缶コーヒーやインスタントコーヒーで感じる風味がそれに当たります。ロブスタ種を単独で飲むと麦茶のような風味がします。

 

ただ、ロブスタ種は、アラビカ種に比べ、風味などの劣化が分かりにくいので、保存のためのコーヒー、前述の缶コーヒーやインスタントコーヒーによく用いられます。

 

ゲイシャ種のコーヒーとは?

いよいよ本題です。

 

こうした2つの品種の違いの中で、アラビカ種のひとつとして、「ゲイシャ種」があります。このゲイシャ種は花のような風味を持っているのが特徴で、おいしいゲイシャ種は「これがコーヒーなのか!?」と思うくらいの衝撃があります。ですので、世界中でゲイシャは人気があり、とても高値で取引されることが多いのです。

 

先ほどもお話したように、様々な条件によって全く異なる風味になるアラビカ種の1つだからこそ、ゲイシャ種はこうした“ユニークな特徴”を持っているのです。

 

ちなみにこのゲイシャは、芸者が由来だという話もありましたが、これはエチオピア南西部のゲイシャ発祥の、「Gesha」という場所からとられたようです。

 

皆様も、「ゲイシャ」というコーヒーを見かけたら、一度味わってみてはいかがでしょうか?参考までに、ゲイシャ種のコーヒーを販売している店舗を挙げておきます。