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寝る前にコーヒーの話をしませんか?

コーヒーやカフェのこと、カフェで出されるドリンクやカフェ特集の本のことなど、カフェに関するいろいろなことをご紹介してきます。

コーヒーを飲んで眠くなるか眠くならないかは人による?それともコーヒーの品質のせい?

「コーヒーを飲むと眠れなくなる」という話を聞いたことがあるでしょうか?

 

実際、コーヒーの成分的な話をすれば、コーヒーにはカフェインが含まれているため、基本的に人間に対して覚醒作用をもたらします。つまり、眠気が覚めてくるわけです。

 

ですが、実際にはコーヒーを飲むことでリラックスする人たちもいます。これはどういうことでしょうか。

 

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コーヒーは"カフェインを運ぶ乗り物"ではない

これは、SCAA(Specialty Coffee Association of America)という団体の公式ブログで発表された言葉ですが、『coffee is not just a vehicle for caffeine but a complex brew made up of perhaps thousands of botanically-derived compounds』というフレーズがあります。

出典:www.scaa.org/chronicle/2012/08/14/specialty-coffee-and-our-health/

 

要は、コーヒーにはカフェイン以外の多様な要素があるということです。よく、コーヒーの効果や影響について語られるとき、多くの人はそのカフェインの効果だけに注目しますが、そうではありません。

 

たとえば、コーヒーの香りにはリラックス効果があることはご存知でしょうか?

 

全日本コーヒー協会によると、ブラジルサントス、グァテマラ、ブルーマウンテン、モカマタリ、マンデリン、ハワイ・コナの6種類を比較して、それぞれの香りを参加者に嗅いでもらったとき、グァテマラとブルーマウンテンのみにリラックス効果が実証され、マンデリンやブラジルサントスなどでは情報処理速度を高める効果が得られたと言われています。

出典:http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/health/doctor/health69-2

 

つまり、カフェインだけに注目すればコーヒーには覚醒効果がありますが、同じコーヒー豆の中でも、産地などによってその影響は全く異なってくるということです。

 

ちなみに、この原因はよく分かっていません。その理由は、コーヒーの成分が800以上あり、それらの微妙な混じり方によって異なる影響が現れるからだとされています。今のところ、コーヒー豆の効果を完全に語りきるのは難しいと言えるでしょう。

 

カフェインが眠気覚ましに効くかは人による

このように、同じコーヒーと言ってもその中でも影響や効果は変わってきますし、さらに言えばその効果は人によって大きく変わってきます。

 

たとえば、普段あまりカフェインを摂取しない人や子どもにとって、コーヒーは強い覚醒効果を持つことになりますし、カフェインをよく接種する人にとってはリラックス効果をもたらすこともあります。

出典:http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/report/?id=20110307-00005657-r25&page=2

 

コーヒー自体には確かにカフェインが多く含まれており、覚醒効果をもたらすこともありますが、それは豆にもよりますし、もっと言えば人によるということが言えるでしょう。

 

コーヒーは眠気覚ましの薬ではなく、飲みもの

最後に、皆さんはスペシャルティコーヒーというコーヒーをご存知でしょうか。

 

細かい定義を言ってしまえば専門的過ぎて分かりづらくなるので、カフェなどで一般の方向けに使われている説明を使えば、「全体で5%ほどしか流通していない上質なコーヒー」と言えるでしょう。

 

先ほどご紹介したSCAAの記事内では、「スペシャルティコーヒーは他のコーヒーよりも健康への効果をもたらす可能性がある」とされています(※著者の仮説です)。

 

たとえば、安いお肉を使ったステーキよりも、A5ランクの国産牛を使ったステーキのほうがより多くの方に幸福感や満足感をもたらすことでしょう。もちろん人によりますが、多くの人はそのはずです。

 

コーヒーもそれは同じです。

 

コーヒーは薬ではなく、あくまで飲み物です。より美味しい、もしくはより品質の良いコーヒーを飲んだほうがより良い気分や効果を得られる可能性は高いことでしょう。

 

コーヒーを飲まれるときには、ただのカフェイン接種のための薬としてではなく、日常を少し幸せにするための飲みものとしてとらえてみるのも面白いかもしれません。