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寝る前にコーヒーの話をしませんか?

コーヒーやカフェのこと、カフェで出されるドリンクやカフェ特集の本のことなど、カフェに関するいろいろなことをご紹介してきます。

プロなら絶対使うべき!bonaVITA電気スケールのすごさをHARIO V60ドリップスケールと比較しながらレビュー

プロにとって一番大事なことは「できるだけ毎回同じ味で提供する」こと。

 

「100回に1回100点満点の味を出せる人」よりも「100回中100回で90点以上の味を出せる人」のほうがプロとしてはずっと一般に求められやすいでしょう。

 

そのため、最近ではコーヒー業界でもドリップコーヒーなど、コーヒーを抽出する際にはスケール(計り)を使うのがスタンダードになってきました。ご家庭でも、コーヒー専用のスケールを持っている方はいらっしゃるのではないでしょうか。

 

本ブログでも、ご家庭で使われる方には安くて性能もそれなりに良いHARIOのV60ドリップスケール(VST-2000B)をおすすめしたことがあります。

 

 

この「V60ドリップスケール」はプロでも使用していることが多いのですが、私はプロ向けのスケールということであれば、断然bonaVITA電気スケールをおすすめしたいと思います。

 

 

今回は、bonaVITAスケールをHARIOのスケールと比較しつつ、どんな点が特徴的か、どんな点で優れているのかをレビューしていきたいと思います。

 

bonaVITAスケールのすごいところとおすすめの理由

あまり長々とご紹介しても仕方ないので、bonaVITAスケールがHARIOのV60ドリップスケールに比べて優れているところをまずご紹介したいと思います。

 

bonaVITAスケールが優れている点

  1. HARIOスケールに比べて圧倒的に誤差が少なく正確
  2. レスポンスが速く、重さを載せたときの表示にタイムラグがほぼない
  3. 大きいのでタンパーなどのグッズも載せられる
  4. コンセントから電源も取れる

 

ざっと挙げればこんなところでしょうか。

 

正直なところ、この特徴だけでは「計りとしては優れているかもしれないけれど、そんなに重要なこと?」と思われるかもしれません。

 

実際問題として、bonaVITAスケールはHARIOの4,5倍近い値段で売られているのですから、それに見合う価値がなければいけないでしょう。

 

ですので、もう少しそれぞれの理由を詳しく見ていきたいと思います。

 

レシピ作りやバリスタの練習に大活躍

バリスタがコーヒーを淹れるうえで重要になってくるのがレシピ作り。他のコーヒー屋さんのレシピを採用する方も少なくありませんが、一方でオリジナルのレシピを突き詰める人もたくさんいらっしゃいます。

 

そんなとき、正確に計れるスケールはものすごく重要になってきます。

 

毎回コンマ○○グラムの単位でコーヒー豆の計測、抽出する際のコーヒー液の量がズレていたりすると、レシピ開発としては致命的です。トータルでは数グラム単位でコーヒー液の成分がズレていたということになりかねません。

 

しかも、ドリップコーヒーを抽出する際には、ずっとお湯を注ぎ続けるので、落としたお湯が即座にレスポンスされて表示されないと、お湯を多く(もしくは少なく)注いでしまうことになります。

 

「プロなら多少は感覚で調整できるでしょう?」と思われるかもしれませんが、感覚でやった結果が"合っている"保証はどこにもないですし、その技術を身に着ける時間を思えば、正確に測定できる道具を使ったほうが圧倒的にいいでしょう。

 

こうした点でbonaVITAスケールは優れていると言えます。

 

また、こうしたレシピ開発だけでなく、エスプレッソの抽出の練習などをする際にも、bonaVITAスケールは優秀です。HARIOスケールだと、どうしても幅が狭く、しっかりと平面上にタンパーを置くという作業ができません。

 

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「タンパーにいつも均等に粉を詰められているか」などは抽出の練習をする際にとても重要な項目として挙げられますが、それを確認できるのはbonaVITAスケールぐらいでしょう。

 

こうした意味で、プロのバリスタにはbonaVITAスケールというグッズはとてもおススメなコーヒー器具だと言えます。

 

自分のお店でドリップバッグなどを作っている方にもおすすめ

また、小さな自家焙煎店やカフェの場合、ドリップバッグなどを自家製で作っている場合が多いかと思います。大手の場合は工場に頼むこともできますが、小規模店舗ではロットが少ないため、頼むほどの売り上げが確保できないからです。

 

こうしたドリップバッグも大量に作る時だと、bonaVITAスケールがとても役に立ちます

 

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ドリップバッグは1個当たり10g前後のコーヒー豆を詰めることが多いかと思いますが、HARIOのスケールでは載せるものがあまりにも軽いとレスポンスが悪かったりします。

 

そのため、一個一個のドリップバッグを作る時間がbonaVIAスケールで作る場合に比べて少し劣ります。ほんの数個ならいいのですが、数十個、数百個となると、10分、20分ぐらいの差になってきます。

 

ドリップバッグなど軽めのグッズを作られる方もbonaVITAスケールを使われることをおすすめします。

プロになりたい方、プロの方はぜひ一度bonaVITAスケールのすごさを体験してみてはいかがでしょうか。もう普通のスケールには戻れないと思いますよ。

 

bonaVITAスケールの生産中止について

2016年7月にbonaVITAスケールの生産が中止されました。

 

そのため、現在国内では、bonaVITAスケールが販売されておりません。今のところ、bonaVITAスケールと同じような機能を備えているスケールはありませんが、ほかにもプロ向けの面白いスケールが販売されています。

 

その名も、「brewistaスケール」。"ブリュー(抽出)する人のスケール"という名前だけあって、値段はHARIOスケールの倍ほどしますが、タイムラグもなく、エスプレッソの抽出も測れるなどのメリットがあり、高機能なスケールになります。

 

bonaVITAの販売中止を残念に思っているバリスタの方がいらっしゃれば、こちらの購入を検討してもいいかもしれません。