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寝る前にコーヒーの話をしませんか?

コーヒーやカフェのこと、カフェで出されるドリンクやカフェ特集の本のことなど、カフェに関するいろいろなことをご紹介してきます。

HARIOパワーケトル(温度調整機能付)とbonaVITA電気ケトルを徹底比較!コーヒーにはどちらがおすすめ?

コーヒーを美味しく淹れるうえで絶対に気を付けるべきなのがお湯の温度

 

このブログでも、コーヒーを淹れる際のお湯の温度の大事さについてご紹介してきました。

 


これまでは、「bonaVITAの電気ケトルがおすすめです!」と言ってきましたし、今でもおすすめのドリップコーヒー用電気ケトルであることに違いはありません。最近では、日本での販売台数も多く、日本仕様のbonaVITA電気ケトルまで販売されるようになったぐらい人気商品です。

 

ですが、一方で2016年の10月ぐらいからHARIO社が「温度調整機能付き細口パワーケトル・ヴォーノ」という商品の発売を始めました。こちらも、bonaVITA電気ケトルと同じように、お湯を沸かしてそのままドリップができる電気ケトルなのです。

 

HARIOのパワーケトルは実際に使用しているイメージ広告動画もHARIO社から出されているので、興味のある方はそちらもご覧ください。

 


「じゃあ、好きなほうを買えばいいじゃない」と思われるかもしれません。ただ厄介なのが、性能、値段ともにbonaVITA電気ケトルとHARIOのパワーケトルはかなり似ているということ。共通点としては以下の通り。

 

  • 湯温の調整機能がついている
  • 保温機能がついている
  • お湯を沸かしてそのままドリップができる
  • 注ぎ口がグースネック仕様
  • 家庭用電源で使用できる
  • 定価もそれぞれ2万円前後

 

特に、HARIOとbonaVITAのドリップケトルは同じグースネック仕様を採用しているので、使用したことがない方にはさらに違いが分かりにくいかと思います。値段が極端に違えばそれで選べるのに、ほとんど値段差がないのもポイント。

 

そこで今回は、「温度調整機能付きHARIOパワーケトル・ヴォーノ」と「bonaVITA電気ケトル」の違いを比較しながらご紹介したいと思います。

 

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HARIOパワーケトルとbonaVITAケトルの違い

まず、簡単にですが、それぞれの電気ケトルの違いを一覧にまとめてみます。

 

製品

温度調整機能付き

HARIOパワーケトル

bonaVITA電気ケトル
値段  21,600円(税抜20,000円) 20,304円(税抜18,800円)
温度調整機能

60~96℃のモードと100℃の沸騰モードを切り替え

※97~99℃は設定不可

60~100℃の間で温度指定可
保温機能 設定温度に達したら15分間自動保温 保温ボタンを押すことで最大60分間保温
消費電力 900W 1000W
最大容量 0.8ℓ 1.0ℓ(1.7ℓの製品もあり)
その他

・10分間使用しないとオートオフ機能

・空焚き防止機能

・プリセット機能付き(6種類の温度)

・前回使用した設定温度が記憶されている

 

こうしてみると、家庭用によりおすすめしやすいのは、「HARIO温度調整機能付きパワーケトル・ヴォーノ」だと言えます。

 

消費電力が100W少なく、オートオフ機能や自動保温してくれる機能が付いているのは家庭で使う際には便利です。最大容量も自宅で使う分には0.8ℓもあれば十分でしょう(コーヒー約4杯分)。空焚きを自動で防止してくれる点も安全・安心です。

 

ただ、カフェや喫茶店など店舗だと、逆にオートオフ機能が邪魔になるときもあるでしょうし、最大容量0.8ℓは少し物足りない数字なので、その辺がデメリットになることもあるかもしれません。

 

一方、bonaVITA電気ケトルは定価が1,000円安いだけでなく、温度調整機能の自由度が高く、プリセット機能までついていたりと、環境に合わせたカスタマイズがしやすくなっています。容量も1ℓあるので、業務用にも十分耐えられるでしょう。

 

もちろん、HARIOのパワーケトルを業務用に使うことだってできますし、bonaVITA電気ケトルを自宅で使ってもいいかもしれませんが、こういった違いがあります。

 

あとは、同じグースネックの注ぎ口を採用しているのですが、その形も少し違います。HARIOはドリッパーの中心にお湯を注ぐことを重視しているので、かなりドリッパーに近づけてドリップできるのですが、まっすぐ真下に細くお湯を落とすのが難しくなっています。

 

一方で、bonaVITA電気ケトルはドリッパーの中心に近づけてドリップするのは難しいですが、まっすぐ真下にお湯を落としやすくなっています。ここはお好みですが、一応気を付けておくといいかもしれません。

 

少し前までは……

話は少し変わりますが、2016年の12月まではbonaVITA電気ケトルに日本仕様の製品がなく、アメリカの3ピンプラグの変換アダプターを使って日本で使用する必要がありました。また、説明書も日本語のものはありませんでした。

 

ですが、2016年12月に完全日本仕様のbonaVITA電気ケトルが発売され始めたので、HARIOとのパワーケトルとの違いがさらになくなってきました。ただ、今のところ、日本仕様のbonaVITAを販売している店舗はかなり少ない状態です。

 

【注意】V60ヴォーノからパワーケトルに変える際の注意点

ちなみに、中には「『HARIO V60ドリップケトル・ヴォーノ』を使っていたから、そのまま『パワーケトル・ヴォーノ』に切り替えよう!」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

 

ただ、V60からパワーケトルに切り替える際には注意点があります。

 

それはグースネックの形がモデルチェンジしているということです。以下の画像を見てください。

 

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(↑画像左がV60、画像右がパワーケトル)

 

パワーケトルには注ぎ口に反りがついていたりと、明らかにグースネックの形が変わっていますよね?これによって、パワーケトルはドリッパーの中心にお湯を注ぎやすくなったのですが、その代わりにお湯を細く、真下に注ぎにくくなりました。

 

一方で、V60ドリップケトルは今でも真下にお湯を落としやすい構造になっています。どちらが良い/悪いという話ではありませんが、同じような使用感にはならないのでご注意を。

 

V60ドリップケトルとパワーケトルでは生産している工場が変わっているのかもしれませんね。 

 

個人的には、むしろV60ドリップケトルの使用感はbonaVITA電気ケトルに近いように思います。HARIOのV60から電気ケトルに切り替えようかなと感じている方は、気を付けてください。