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家庭用の電動コーヒーミルを徹底比較!おすすめの高機能グラインダーを紹介します!

 

「手挽きのミルにも疲れてきた」

「より本格的なコーヒーを自宅で淹れたい」

 「プロのレシピと同じようにコーヒーを淹れたい」

 

 

こういった悩みを抱える方が検討するのが「電動コーヒーミル(グラインダー)」

 

ひと口に電動コーヒーミルと言っても、様々なタイプのものがあるので、なかなか違いが分かりにくいかもしれません。そこで今回は、家庭で本格的にコーヒーを淹れていくうえで、電動コーヒーミル・グラインダーの違いを比較しながら、おすすめを紹介していきます。

 

プロペラミルやミルサーは(あまり)おすすめしません

家庭用で電動のコーヒーミルと言えば、ミキサーやミルサーのような形の電動ミルを思い浮かもしれません。代表的なメーカーで言えば、メリタ社のプロペラ式の商品は値段も2,000円台で安いので、利用している方もいらっしゃるでしょう。

 

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ただ、結論から言えば、このタイプの電動コーヒーミルはあまりおすすめしません

 

もちろん、手でコーヒー豆を挽くよりも素早く、簡単に挽けるというところは魅力的ですし、電源につなぐだけで使えるのでお手軽さはピカイチです。

 

ですが、このタイプのミキサー型のものは、コーヒー豆を同じところでずっと挽き続けるため、「コーヒー粉が均一になりにくい」「コーヒーが摩擦熱で劣化しやすい」といった特徴があります。

 

コーヒーが摩擦熱で劣化すると、せっかくの挽きたての風味が飛びやすくなりますし、粉が均一でないと、味がバラバラに感じやすくなってしまいます。

 

お手軽さの点では悪くありませんが、せっかくコーヒー豆の状態で買ってきて、新鮮な味や風味を楽しみたいのであれば、もう少し高機能の電動コーヒーミル(グラインダー)を試してみたいところです。

 

家庭用の高機能電動コーヒーミルの違いと比較

そこで、今回は家庭用の高機能電動コーヒーミルとして比較・検討されることの多いマシンを4種類比べてみました。

 

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画像左から順に名前は以下の通り。

 

「BISTROコーヒーグラインダー(bodum社)」定価19,000円

「ボンマックコーヒーミルBM-250(bonmac社)」定価24,500円

「V60電動コーヒーグラインダー(HARIO社)」定価28,000円

「コーヒーミルR220 みるっこ(富士珈機社)」定価54,000円

 

最後の「みるっこ」だけは、値段もなかなかで、趣味用というより半業務用といった価格ですが、高機能の家庭用グラインダーとしてはこのあたりが比較されるかと思います。

 

※ちなみに、以前はここにカリタ社の「ナイスカットミル」が比較されていましたが、最近は生産を終了し、グレードアップ・モデルチェンジをしてしまい、値段もだいぶ上がってしまったので、今回は除外します。

 

さて、それぞれの電動コーヒーミルの簡単な性能の違いは以下の通り。

 

製品

BISTROコーヒーグラインダー

(bodum社)

ボンマックコーヒーミル

BM-250(bonmac社)

値段  19,000円(税抜) 24,500円(税抜)
コニカル刃 カッティング式
ホッパー(豆)容量 220g

200g

消費電力

160W

110W
静音性
その他

・エスプレッソ可

・掃除が簡単

・エスプレッソ不可

・超人気製品

製品

V60電動コーヒーグラインダー

(HARIO社)

コーヒーミルR220 みるっこ

(富士珈機社)

値段  28,000円(税抜)

54,000円(税抜)

コニカル刃

グラインド式
ホッパー

240g

200g
消費電力 160W 130W
整音性 ×
その他

・ドリッパーに直接を粉を注げる

・挽き目の調整段階がかなり多い

・カット臼に切り替えるとエスプレッソ可

・半業務用としても使用可能

 

さて、初心者にとっては「ホッパー?」「コニカル?」と意味が分からない用語が多いと思うので、ポイントを絞って見ていきましょう。

 

まず、消費電力はそれほど差はありません。電力消費レベルならどれを選んでいただいてもそう変わらないでしょう。ホッパー容量も家庭ではほぼ関係ありません。

 

一方で、ご家庭で使われるなら重視したいのが静音性

 

アパートなど壁の薄い環境で使うには、「HARIO V60コーヒーグラインダー」の音はけっこう気になるかもしれません。「bodum BISTRO」も、敏感な人は気にするレベル。

 

一方で、「bonmac BM-250」と「富士珈機 みるっこ」は、電動コーヒーグラインダーの中ではかなり静かです。もちろん、まったく音がしないわけではありませんが、音が気になるけれど、コーヒーグラインダーが使いたい人にはおすすめです。

 

あとは、性能のマルチさ。

 

「ドリップコーヒー以外にもエスプレッソコーヒーやフレンチプレスなどでもコーヒーを淹れたい!」という方もいらっしゃるでしょう。そういった方に一番おすすめなのは「bodum BISTRO」。すべての挽き目に対応しているので、実質コスパは一番高いです。

 

HARIO V60グラインダーも、一応、「説明書にはエスプレッソ用にも使えます」と書いてあるのですが、実際に使ってみたところ、かなり粉詰まりしやすかったので、エスプレッソ用にはおすすめしません。あくまでドリップやプレス、サイフォン用です。

 

また、みるっこは、カット臼刃に切り替えることで、極細挽きやエスプレッソにも対応可能ですが、そうすると粗挽きで粉がそろいにくくなるとされていますので、みるっこは自分の目的にあった刃を選ぶ手間があります。

 

コーヒー粉はどれぐらい均一に挽けるのか?

さて、こうした性能を踏まえて、どれだけ粉を均一に挽けるか、それぞれの電動コーヒーミルで挽いてみました。

 

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ある程度、目視で確認できるなかでは、HARIO社の「V60コーヒーグラインダー」はかなり粉の均一さが高いと言えます。また、「みるっこ」もやはり値段の分だけあって均一さは高いよう。*1

 

ただ、やっぱり目視なのでどの程度そろっているのかを見るのは味が一番。

 

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そこで飲み比べてみたところ、やはり「みるっこ」の口当たりのスムースさはピカイチでした。さすがはメーカーが粉の均一さでおすすめしているだけのことはあります。甘さのあるまったりとしたコーヒー。

 

また、みるっこほどではないもののHARIOの「V60コーヒーグラインダー」もスムースで、それに香りが華やかになりました。フルーティなコーヒーや華やかなコーヒーを楽しみたい方にはおすすめ。

 

そして、カフェや喫茶店で業務用にも使われることが多いbonmac「BM-250」は、しっかりとコクを感じることのできるコーヒーに。細かく挽くと、少しだけエグミを感じてしまうかもしれませんが、ポイントを間違えなければ、キレがあり、しっかりとしたコーヒーの量感を感じることができます。

 

最後に、bodum「BISTRO」は「V60コーヒーグラインダー」と「BM-250」の中間といった感じ。バランスがよく、香りもコクもほど良い印象です。言うなれば、万人向けの印象があります。

 

まとめるとこんな感じ。

 

クリーンなコーヒーで静音性も高い みるっこ

華やかなコーヒーで細かく挽き目を設定可 V60コーヒーグラインダー

キレがあり,量感のあるコーヒーで人気 BM-250

バランスのとれたコーヒーでマルチに使える BISTRO

 

正直、性能差もありますが、それ以上にある程度は好みで選んでいいと思います。どれも家庭用としてはコストパフォーマンスが高いグラインダーばかりなので、上記の特徴から好きなマシンを選ぶとよいでしょう。

 

 

*1:※挽き目が各マシン間で一致していないので、あくまで参考程度に見てください。