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これでプロ並みのエスプレッソもばっちり!?タンピングにおすすめなタンパーまとめ

エスプレッソの抽出に必要なタンピング

 

タンピングのやり方ひとつで、エスプレッソの味や風味をまったく違うものにすることができます。逆に言えば、タンピングがうまくいかないと、エスプレッソは絶対美味しくならないわけです。

 

そんなタンピングに絶対必要な道具が「タンパー」

 

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バリスタにとっては必要不可欠な存在であるため、世界中にいろいろな形のタンパーが存在します。

 

ただ、そんなタンパーにここ数年で新しい変化が訪れているのをご存知でしょうか。より、安定したタンピングを可能にするため、最新のタンパーは昔のタンパーよりも格段に使いやすくなっているのです。

 

そこで今回は、最近のトップバリスタが使っているタンパーとこれまでのタンパーとにどんな違いがあるのかをご紹介したうえで、その機能やおすすめのタンパーについてご紹介します。

 

これまでのタンパーは技術が必要だった

まず、これまでのタンパーと言えば、よく思い出されるのがこんな形でしょう。メジャーどころで言えば、レッジバーバー(RB)のタンパーなどは、過去のバリスタチャンピオンなども使っているため、知っている方もいるはず。

 

このタイプのポピュラーなタンパーの特徴は以下の通り。

 

特徴

・常に上から真っすぐコーヒー粉をタンピングすることが必要

・常に同じ力でタンピングすることが必要

 

重要な点は、この2つ。

 

これまでのタンパーは、「常に真っすぐ」「常に同じ力で」タンピングすることが必要で、それもバリスタの技術として評価されてきたわけです。

 

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画像出典:http://honocoffee.jp/dictionary/tamping/

 

そのため、熟練したバリスタなら、「〇〇kgの力でタンパーを押さえて~」と、自分がなんkgの力でタンピングをしているかまで説明することができました。

 

ただ、当然のことですが、この技術の習得は簡単なことではありません

 

「常に真っすぐ、同じ力でコーヒー粉をタンピングする」なんて初心者にやれと言ってもすぐにできるものではありませんし、特に、女性と男性のバリスタが同じ職場で働いていると、スタッフ間でエスプレッソの味がまったく違うなんてこともあります。

 

これまでのタンパーでは、こうした問題が解決できなかったわけです。

 

新たなタンパーは技術いらず

そこで出てきたのが、プッシュタンパーやフラットタンパーに代表されるような、バスケットに沿ったタイプのタンパー。なにが凄いかは、この画像を見ればわかるはず。

 

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そう。ぴったりとバスケットにタンパーがハマるので、必ず真っすぐにタンピングができるようになるのです。

 

しかもこの手のタンパーは、押す力の強さを、タンパーの高さを変えることによって、自由に変えることができ、「いつでも同じ強さ」でタンピングできるようにしています。

 

つまり、このタイプの新しいタンパーさえあれば、これまでのタンパーで問題だった「真っすぐにタンピングすること」「いつでも同じ強さでタンピングすること」の2つの問題点が解決できるのです!

 

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実際、バリスタの日本一を決める「ジャパンバリスタチャンピオンシップ(JBC)」の最近の決勝動画を見ると、ほぼすべてのバリスタがプッシュタンパーなどの新しいタイプのタンパーを使用しています。

 

 

 

今や、バリスタの技術と言われていたものが、道具で解決できる時代になったのです。

 

正直、コスト的なことから考えても、初心者が従来のタンパーを買う意味は少しずつ薄れてきたように思います。

 

いま、エスプレッソを普段から淹れている人だけでなく、これからエスプレッソを淹れようと思う方には、こうした新しいタイプのタンパーのほうが確実におすすめです。

 

新しいタンパーの種類

さて、今のところ日本国内に入ってきているタイプで言えば、このタイプのタンパーには大きく分けて4種類のタンパーがあります。

 

個人的に言ってしまえば、多少の使い勝手の差はあるものの、「これを選んだから失敗した!」というほど大きな性能差はないので、価格と見た目のデザインで選んでしまっていいと思います。

 

一応、それぞれの特徴を挙げておきます。

 

PUSH(プッシュ)タンパー

このタイプのタンパーで、まず一番に思いつくのがこれ。プッシュタンパーでしょう。バリスタの大会でも使用される頻度が最も高いタンパーです。少し価格が高いので悩みますが、カラーバリエーションが豊富ですし、なによりチャンピオンもよく使っていることもあって、コーヒーマニアならつい惹かれてしまうはず。

 

フラットタンパー 

カラーバリエーションこそ豊富ではありませんが、この手のタンパーで唯一、付属品なしでタンパーの高さ(タンピングの強さ)を変えることができる優れもの。使い勝手の良さがメリットです。

 

エムフライタンパー 

この手のタンパーでは一番価格が安いのですが、国内在庫がすぐに無くなりやすいことがデメリット。プッシュタンパーと同じく、レンチで高さを変えることができるので、細かい調整がききやすい点が特徴です。

 

The Levy

コーヒー器具をハンドメイドで仕上げるセイントアンソニーのタンパー。なによりデザイン面がおしゃれなことが特徴。あとは、このタイプのタンパーのなかでは唯一、ネジで回したりするタイプではなく、中の板の厚さを変えることでタンピングの強さを変えるタンパー。調整がしやすく、分かりやすいのもメリット。

 

 

このように、それぞれ4つのタンパーに微妙な違いはありますが、どれも「真っすぐに押すこと」「同じ力で押すこと」はクリアできる性能を持つため、本当に"微妙な違い"と言っていいものだと思います。

 

価格やデザインなどを見ながら、お好みのタンパーを選ぶとよいでしょう。