最近はおいしいコーヒー豆を買えるお店がだんだんと増えていきます。そんな中で、自宅でもおいしいコーヒーを淹れたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、コーヒーを自宅で初めて淹れてみたいという方にお勧めのドリップセットをコーヒーのプロの視点から選び、ご紹介したいと思います。
ドリップコーヒーを淹れるために必要なもの
ドリップコーヒーを淹れるのに最低限必要な道具とは、「ドリップポット」「ドリッパーセット」「(ペーパー)フィルター」の3つです。品質が良く、安価なものであればだいたい4500円ぐらいで揃えることができます。
ドリップポットという単語は聞き慣れないかもしれませんが、注ぎ口の細いヤカンのようなものです。急須などでも代用できないこともないですが、ピンポイントでゆっくりと狙ったところにお湯を当てるためにも、できるならちゃんとドリップポットを購入したほうがいいです。
それでは、初心者用に安く、それでいて信用性のおける商品をご紹介します。
初心者向けのアイテム
まずは、ドリッパーのセットからご紹介します。
この製品の優れた点
ハリオは高品質なコーヒーの抽出に向いているといわれており、世界中のカフェがこぞって使用しています。そのぐらい信用性の高いブランドですが、1000円前後と、かなり安く購入することができるので、初心者にもお勧めです。
次はペーパーフィルターのご紹介です。

ハリオ V60用ペーパーフィルター 01W 1-2杯用 100枚入り VCF-01-100W
- 出版社/メーカー: ハリオ
- メディア: ホーム&キッチン
- 購入: 10人 クリック: 5回
- この商品を含むブログを見る
この製品の優れた点
ペーパーフィルターには、大ざっぱに分けて茶色と白色の2つのタイプがあります。それぞれ一般的に“未晒し(未漂白)”と“漂白”と呼ばれています。違いとしては、未晒し(茶色)のほうが環境にやさしいと言われますが、紙の臭いが強く、コーヒーの味を損ねてしまいます。そのため、味を重視する方は漂白(白色)をお勧めします。
ちなみに、値段は漂白の方が安いです。
最後はドリップポットです。
この製品の優れた点
そもそも、やかんなどではなくドリップポットを使う理由は、細い注ぎ口を使ってお湯をゆっくりかけないと、コーヒーの味が抽出される前にお湯が落ちきってしまうからです。
ドリップポットは、安すぎるとメーカー品ではなく性能が良くなかったり、あるいはメーカー品でも高すぎる場合があります。性能と値段のことを考えれば、初心者の方でも比較的簡単に細くお湯を注げるハリオのドリップケトルなどがお勧めです。
いかがでしたでしょうか。
これだけ揃えて、Amazonなどであれば4200円程度です。安く始められる割りに、性能もいいのでお得なセットだと思います。趣味としては安価に始められる部類のものだと思うので、皆さんも、自宅でおいしいコーヒーを淹れてみてはいかがでしょうか。
関連記事:Question3. コーヒーミルを持っていないのですが、フードプロセッサーで代用できますか?