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初めてのKindle本出版!印税は?何冊売れるの?初月~2か月めまでの売上を公開!

Kindle本表紙 お小遣い・副業

自分の本を書いて出版することができるKindle出版。

そこには確かに”夢”があります。

ただ、一方で「印税ってどのぐらいもらえるの?」と気になる方もいらっしゃるでしょう。

そこで実際にKindle出版をしてみて、どのぐらい売り上げられたか?印税生活ができるほどなのか?などについてご紹介していきます。

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Kindle作家に対するAmazonの印税(マージン)

まず、初月でどのぐらいの印税が入ったかをする前に、簡単に印税の計算方法をご紹介します。

Amazonでは、Kindle本に対して、まず2タイプの印税率があります。

30%と70%です。ずいぶん大きく違いますが、Amazonでの独占販売の場合は70%、楽天koboなどほかのサイトでも販売する場合は30%です。

ぶっちゃけ、Amazonのフォーマットにのっかるのが一番売上を上げられるので、Kindle作家といわれる人たちはまず70%のAmazon独占販売にします。

なので、印税の計算は「印税=売上-手数料-30%」となります。

500円の本が売れたら、350円未満の印税が入ってくるということですね。

Kindle Unlimitedに登録する場合

また、Kindle Unlimitedに登録すると、Kindle Unlimitedユーザーなら、無料で本を読むことができます。

Kindle Unlimited

このときの印税率は読まれた冊数ではなく、ページ数で計算されます。だいたい「印税=ページ数÷2」です。

つまり、100ページの本が読まれたら印税は50円未満ということになります。

一見、これだと意味がないようにも思われます。

ですが、無名の新人の本などだれも読んでくれないため、たいていの方はunlimitedに登録します。そこでレビューを増やしていくのです。

あとは、細かい話をすれば、ペーパーブック化した時の印税の計算などもありますが、めちゃくちゃ計算がややこしいので、それは割愛します。

Kindle本出版1か月目~2か月目の印税は?

さて、実際のKindle本出版1か月目~2か月目の印税を公開します!

1か月目2か月目
出版数3冊6冊
unlimitedで読まれたページ数4,4268,461
印税12,443円11,445円

まあ、ほぼ横ばい推移です。

出版数を増やしても横ばいなのは、初月は知人が1冊目の本を買ってくれたりして伸びた部分の売上があるからですね。

あとは、SNSのフォロワーさんなんかも、1冊目に関しては”ご祝儀”で読んでくれる方も多いため、それで売上が伸びている部分もあります。

なので、まったく知らない方が買ってくれた冊数だけで言えば、間違いなく2か月めのほうが多いです。つまり、2か月目が本物のポテンシャルぐらいに思っていただければ幸いです。

実際、Unlimitedで読まれるページ数は2か月目のほうが増えていましね。

ちなみに、どうやって初月印税1万円を達成したかについては、Kindle本にまとめていますのでよかったらご覧ください。Unlimitedユーザーなら無料で読んでいただけます。

Kindle本で出版しているジャンルは?

わたしがおもにKindle本で出版しているのは、これまでの店舗運営、店舗集客経験を活かしたウェブ集客本などです。

toBのかなりニッチな市場なので、バカ売れすることは最初から想定していません。

でも、「細く長く副業収入になれば」「誰かの役に立てば」という思いで書き続けています。

Kindle本の印税が月1万円ってすごいの?

さて、この記事を読んでいる方は大なり小なり、Kindle収益化に興味がある方だと思います。

なかには、副業収入だけでなく、印税生活は可能か?という思いで読んでいる方もいらっしゃるでしょう。

わたしがざっとここ数ヶ月ほどKindle界隈を見てきた印象としては、

・月1~2万のお小遣い→そこそこいる、中間層

・月3~5万の副業収入→可能だが難しい、上位層

・月20万以上の生活収入→かなり難しい、トップクラス

といったイメージ。

アフィリエイト協会のように、AmazonがKindle売上の比率を公開していないので、あくまでX(旧twitter)や個人ブログを見ての個人的な印象です。

これで言えば、わたしは普通以上、上位層未満といったところ。すごく…はないですね!

Kindle本の印税生活は難しい

元アフィリエイトをやっていた人間としては、ここまで印税のみで暮らしている人が少ないかという印象でした。

ごく一部の界隈で有名な作家のみで、ほとんどの方の印税は月1万未満です。

実際、ネットで「Kindle 初月 印税」で検索してみて、上位ページに表示された印税額を一覧にしてみました。

初月の売上
Aさん733円
Bさん12,893円
Cさん5,000円
Dさん632円
Eさん約2万
※いきなり情報商材へリンクしているサイトは除外

たぶん、ほとんどの方が感じられたのが、「思ったより少ない」でしょう。

検索で上位をとっているということは、大なり小なりSEO(検索対策)を知っている人のはず。それでもこのぐらいの印税額。逆に言うと、やはりこのぐらいが初月のアベレージだと言えます。

ちなみに、初月から1万円超えの方は、どちらもココナラで表紙を外注されていました。

私はしていませんでしたが、やっぱりプロっぽい表紙を作ることは売上作りには大事なようです。

また、月数万円の収入でも、ネットメディアで紹介されるような”成功例”の世界です。

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絶対無理とはいいませんが、印税でうはうはとか、印税で生活収入を得るのは大変厳しい世界ですね。

Kindle本出版には夢があるし、実績にもなる

ただ、これはほかのKindle作家の方もおっしゃっていますが、Kindle本出版はそれそのものの売上というより、「本を出した」という実績を持って事業集客へつなげられるのがなによりの強みだと思います。

たとえば、わたしが一冊目に出した本。

こちらの本はGoogleビジネスプロフィールの使い方について書かれた本ですが、こちらの本を書いてから、2~3件ほどの単発依頼&継続依頼をいただいております。

年額にすれば、11万強。

あと、1件でもご依頼をいただければ、今の印税収入を簡単に超えます。

これは1冊目ということもあって、気合を入れたのもよかったのでしょうが、Kindle本は実績になることを強く感じた瞬間でした。

Kindle本出版そのものよりも、それをどう活かすか?

そのため、ここ最近の出版は、出版による印税自体が目的というより、「出版した先でなにをするか」を目的にしています。

・きちんと本の巻末に自分へのコンタクト先を書く

・プロフィールや仕事依頼先を書く

などといったアクションを起こしてもらうための仕組みを本に入れ込むことですね。

「Kindle本出版ができる」ということは、その方は何らかの分野において、他人よりも優れた知識を持つ人であるということ。

自分の知識を本にアウトプットして終了…ではなく、その本をなにに活かすか?と考えることをおすすめします。

とはいっても、読まれるための仕組みも大事!

そもそも、読まれなければ”その後も”なにもないですからね!

もし、出版したけど、あまり読まれていないという方は、先ほどご紹介した拙著をご覧ください。

きっとヒントになることがあると思いますよ!

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