車がなくてもバスや電車で行ける日帰りスポットが知りたい!
…という方に向けて、おすすめ観光スポットをご紹介します!
今回のテーマは、「名古屋市外」かつ、「名古屋から片道1時間で行けること」です。
日帰りできる距離は人にもよりますが、片道1時間というのは一つの目安になるでしょう。
定番の人気スポットから、ちょっとマイナーなエリアまでご紹介します。
名古屋からすぐ行ける!岐阜市方面の観光地
名古屋の西側。岐阜市方面からは岐阜市内とおちょぼ稲荷をご紹介。
岐阜の中心地である岐阜市には岐阜城だけでなく飲食店も多いです。
そのため、ガッツリ観光!と気合を入れなくても街歩きしながらぶらぶらするのに向いています。
夜は玉宮の飲み屋街で一杯ひっかけてもいいでしょう。
名古屋まではJRで20分とすぐ帰れるので、1日がかりでゆっくりしたいときにおすすめです。
岐阜城[岐阜公園] 片道46分 690円
岐阜市内の山の頂上にある岐阜城。
岐阜駅から岐阜公園に向かい、そこからロープウェイで上がっていきます。
ロープウェイを使わずとも登山でも行けるため、登山スポットとしても人気。
城好きでなくとも、ロープウェイから岐阜市内を見下ろせる雰囲気がいいため、一人でもデートでもおすすめ。
特に、デートで行かれる方、親子で行かれる方には、岐阜城のロープウェーに併設された金華山リス村もおすすめです。
ただ、岐阜城は石段がかなり急で、夏場に登ると汗だくになるほど大変!
行く季節や体力には気を付けて。

岐阜城周辺には、気軽にランチを食べられるところがあまりありません。
ですので、単体での観光ではなく、次にご紹介する川原町の古い町並みや、柳ケ瀬商店街と合わせて観光をおすすめします。
岐阜市 川原町の古い町並み 片道46分 690円
川原町の古い町並みは、単体ではそれほど時間をかけて回れるスポットではありません。
ですが、岐阜城からは徒歩で6分程度。
カフェも多く、岐阜観光に合わせて、ぜひ行ってほしいエリアです!
レトロな街並みのなかに、おしゃれなベーカリーやカフェなどがあります。
個人的おすすめスポットは、ベーカリー ラスティコフォー。
こんなレトロな外観で、こんなスタイリッシュなお店が出てくるの!?
…と、きっと驚いてもらえることでしょう。
この辺りは、歩いているだけでも楽しいスポットです。
岐阜市内に行く機会があれば、きっと空いた時間を埋められるスポットになれますよ!

千代保稲荷神社 片道40分~ 1,790円
東海の商売人なら必ず知っている稲荷神社。通称おちょぼ稲荷。
新幹線の岐阜羽島駅で降りてバスに乗り換えると行けます。
ただ、このバスが1時間に1本ぐらいしかないため、かなり狙いすまさないと乗れません。
岐阜羽島駅にはタクシーが常駐しているため、安定をとるならタクシーを使うのもアリです。
※駅からおちょぼ稲荷まで3,000円程度
安くすませたい場合は、バスの時間を逃さないよう気を付けましょう。
アクセスは悪いものの、神社とその参道は活気があって、めちゃくちゃ楽しいです。
土手・串カツが名物で、赤味噌に自分の手で漬けながら食べる、昔ながらの味噌串カツなどを楽しむこともできます。
寺社仏閣や食べ歩きが好きな方なら絶対気に入るので、ぜひ一度検討してみるとよいでしょう。


ショッピングをしたい方におすすめ!東濃方面
名古屋から見ると北側。岐阜県の東濃方面は焼き物スポットが多く、観光には向いています。
ただ、いかんせん観光スポットがどれも車がないと行きづらい…。
そんななかでも土岐プレミアムアウトレットだけは、土日、もしくはセール・バーゲン期間中だけの直通バスが栄から出ています。

出典:https://tohtetsu.co.jp/highway/outlet/
片道1,000円で、時間は1時間半と1時間を超えてしまうのですが、東濃方面の紹介がなにもないのも寂しいため、1件だけ例外的にご紹介させていただきました。
お買い物が好きな方、ゆっくりウインドウショッピングをしたい方におすすめです。

国宝犬山城が有名 犬山方面
犬山方面は名鉄で1本で行けるため、乗り換えなくアクセスがいいのが特徴。
基本的には犬山城を回りつつ、それ以外の土地へどう観光するかがポイントの土地です。
犬山城と城下町 片道570円 55分
言わずと知れた国宝犬山城。
犬山城に向かうまでの城下町も年々発展しており、大学生から大人の方まで幅広い世代の方がいらっしゃいます。
コンパクトな街並みなので、朝から夜まで丸一日を過ごすというほどではないかもしれません。
ですが、半日を過ごすぐらいなら十分楽しめます。
駅から城まで20分ぐらいは歩くので、夏場に電車で向かうには少し暑いかも?
犬山周辺にはモンキーパークや明治村などもありますが、それぞれがかなり離れているので、車のない人が1日で回りきるのは厳しいです。
もし時間が余って、他の場所も周りたい方は、40分ほどかけて岐阜市内へ向かうのもおすすめ。
岐阜市内は駅前に食事ができるスポットが多いため、夕食を食べに行くのもよいでしょう。

インスタ映えスポットが多い!知多半島・三重方面
名古屋より南部ということでまとめましたが、知多半島と三重方面はだいぶ性格が違います。
知多半島方面は観光地がぽつぽつと分かれているので、一か所で楽しむというより、複数のスポットを回る楽しみ方に。
三重はナガシマという強いスポットがあるので、そこで一日過ごすような過ごし方です。
やきもの散歩道 片道52分、680円
最近はカフェなども増えてきている、常滑駅近くのやきもの散歩道。
土管坂など、焼き物が並ぶ通りがインスタ映えするスポットが増えています。
そのため、少しずつ若手の観光客も増え、ゆっくりできるカフェなどのスペースもありますよ。
バスを使えば、最近復活して話題になっている白老酒造の酒蔵にも行けますし、徒歩で20分ほどと距離はあるものの、めんたいパークなどもあります。
常滑は、「どこか一か所ここ!」と決め打ちで行くよりも、複数のスポットを組み合わせて行くようにすると面白いスポットです。

ナガシマスパーランド 片道50分 1,200円
東海最大級のレジャー施設ナガシマスパーランド。
温泉[スパ]、商業施設(ジャズドリーム長島)、プール、遊園地など…
各種レジャー施設を備えています。
名鉄バスで長島温泉行きの直通バスが出ているため、アクセスがいいのも特徴です。
東海の方ならテレビCMで一度は見たことがあるだろう超有名スポット。
改めての紹介はいらないかもしれませんが、まだ行ったことがなければ、一度は行かれることをおすすめします。
冬の時期なら、そのまま夜まで過ごして、なばなの里のイルミネーションを見に行くのもおすすめです。

なばなの里 片道35分 1,000円
トリップアドバイザーで全国ナンバーワンにも選ばれたことのある、なばなの里。
東海で夜のデートスポットを求めて、行ったことのある人は多いでしょう。
そのぐらい有名なスポットで、イルミネーションやきれいな景色が好きな方には絶対におすすめです。

シーズンになると名古屋からの直通バスがめちゃくちゃ込み合います。
どうしても混雑を避けたい方は、近鉄電車で桑名駅まで向かってタクシーに乗り換えるのもアリです。

カフェ歩き・町巡りの西三河のおすすめスポット
西三河は豊田、安城、岡崎など「明確で有名な観光スポットがある!」という立地ではありません。
ですが、街の開発とともに、街歩きが有名になりつつあるエリアです。
名古屋からだと、基本的には名鉄でアクセスすることになります。
豊田市西町[片道59分、780円]
最近、話題のカフェやコーヒースタンド、ベーカリーなどが増えているのが豊田市駅から徒歩5分程度の場所にある西町エリア。
「豊田市 西町 カフェ」と調べていただくと、きっと、予想以上に魅力的なカフェが多いはず。

これといった観光スポットがあるわけではなく、カフェや飲食店巡りがメイン。
なので、街歩きが好きな方向けのエリアです。
丸一日を豊田駅前だけで過ごすのは難しいと思うので、豊田市へ行った帰りに、鶴舞線の赤池駅で下車してもよいでしょう。
赤池の「プライムツリー」や、バスに乗り継いで「ららぽーと愛知東郷」へ向かうのもおすすめですよ。
岡崎城周辺[40分、680円]
最近、再開発が進み、インスタ映えするカフェが急増し続けている岡崎市。
東岡崎駅から岡崎城へ向かう間だけでも、かなりの飲食店があります。
インスタで、#東岡崎駅カフェと調べていただくと、きっと面白いスポットが見つかるでしょう。
また、「どうする家康」などの大河ドラマでも家康ゆかりの土地にぎわっています。
そういった歴史的施設を訪ねるのも面白いスポットです。

時間が余ったら、豊田市まで名鉄で行ってカフェ巡りを続けてもいいですし、もう少し足を延ばして豊川稲荷へ行くのもおすすめです。

観光地が集中!東三河方面のおすすめスポット
東三河方面は新幹線が格安で使えるため、比較的安く行くことができます。
※三河方面の新幹線を格安で乗る方法に関しては、下部の記事をご覧ください。
豊川稲荷[片道54分、1,180円]
新幹線とJR飯田線を乗り継いで行ける豊川稲荷。
名鉄でも行けますが、名鉄だと1時間20分ぐらいかかります。
早く行きたい場合は豊橋まで新幹線で行き、JRの在来線に乗り換えるのがおすすめ。
日本でも珍しい、お寺なのにお稲荷さんがいる寺社。


狐の石像が並ぶ寺社の景色は圧巻です。
豊川稲荷は駅から近く、参道には飲食店などもあるため、比較的行きやすいスポットです。
丸一日を過ごすほど大きいスポットではありませんが、近隣には二川の「のんほいパーク」や蒲郡の「竹島水族館」など、観光スポットがいくつかあります。
豊川稲荷周辺で行く場所がなくて困るということはないでしょう。
のんほいパーク[片道46分、1,180円]
名古屋から豊橋まで新幹線で行って、JRを浜松方面に1駅行くと二川駅で下車。
そこから8分ほど歩くと、のんほいパークがあります。
動物園、自然史博物館、植物園、遊園地が一体になった総合施設。
すべてを回ろうと思うと1日では足りません。
家族連れやカップルが多く、お子様向けの施設がメインですが、動物園や植物園など、大人が行っても楽しめる施設です。




7~9月の夜はナイトズーなども開催しており、グルメマーケットなどもあります。
夏場のナイトデートスポットとしてもおすすめです。
竹島・竹島水族館[片道53分 1,100円]
名古屋からJR蒲郡駅まで新快速に乗って片道41分。
そこから名鉄バスに乗り継ぐと、竹島や竹島水族館に行くことができます。


日本でも珍しい深海魚水族館に、竹島へ続く縁結びの橋など、ファミリーからカップルのデートに幅広く使えるスポットです。
近隣では、よそではまず味わえない深海魚を使った深海鮮丼を味わうこともできますよ!
新幹線で片道1時間で行けるところや観光地!
名鉄や近鉄、JRの在来線に乗るよりお金がかかるものの、新幹線を使う手もあります。
大きく、静岡方面か大阪方面に分かれます。
また、新幹線の料金は自由席料金を参考にしています。
黒壁スクエア(滋賀県長浜市) 片道58分 3,280円
食べ歩きグルメ、長浜城、オルゴール館に海洋堂フィギュアミュージアム黒壁…
と、個人的には日帰り観光地としてベストに近いスポットの1つが黒壁スクエア。
特にこれがすごい!…というわけではないのですが、レトロな街並みを眺めながら食べ歩きをしていれば、1日があっという間に過ぎます。
写真が好きな方や街歩きが好きな方なら間違いなく気に入ると思いますよ!
また、クラフトビールや国産ウイスキーで有名な長浜蒸留所もあるので、お酒が好きな方はそちらもどうぞ。
京都市 片道34分 5,170円
改めて紹介するまでもない京都。
名古屋からはめちゃくちゃ近く、往復しても約1時間しかかりません。
新幹線の日帰り旅行の筆頭観光地でしょう。
伏見稲荷や清水寺、三十三間堂、錦市場…
また、春には花見、秋には紅葉も楽しめます。季節感があるのもいいところですよね!
ちなみに時間が許すなら、名古屋ー京都間は高速バスがおすすめ。
片道2時間半かかるとはいえ、最安2,050円で京都へ行けるのは大きな魅力です。
新大阪 片道54分 6,670円
こちらも京都とならんで言わずと知れた大都市 新大阪。
新幹線を使えば1時間以内で行くことができ、十分日帰り圏内です。
ただ、大阪のメジャーな観光地!
…となると、大阪城、通天閣、USJに海遊館と一度は行ったことのあるスポットが多いはず。
どちらかというとショッピングやグルメ目的で周りたいところ。
天満やなんば、四ツ橋あたりでしょうか?
とにかくグルメの選択肢が多いので、下調べは入念に!
静岡市 片道56分 5,940円
清水魚市場や日本平動物園、久能山東照宮など、グルメ…と観光がバランスよくそろった静岡市。
ただ、どこも静岡駅から3駅以上は離れているので、バスや電車の乗り継ぎは必須です。
海鮮が好きなら清水魚市場でまぐろを食べるのがおすすめ。
JRで電車での乗り継ぎも便利ですし、由比漁港なども近いため、サクラエビや生シラスも楽しめます。
自社仏閣が好きなら、久能山東照宮。
ロープウェイを経由しながら眺めるお寺は絶景です!
ただ、久能山東照宮が代表的ですが、静岡市内はとにかく歩きます。
それぞれの観光地も離れているため、デートやお子様連れの観光のときはご注意を。
特に観光におすすめなスポット
地域別にいろいろ紹介してきました。
「まだ愛知に来たてで、メジャーな観光地を回ってみたい!」ということであれば
・三重のナガシマスパーランド&なばなの里ルート
・岐阜のおちょぼ稲荷
・犬山、犬山城下町ルート
・東三河の豊川稲荷やのんほいパーク
などがメジャーでおすすめ。
このあたりはどこも人気があるので、比較的万人向けに楽しめるスポットといえます。
逆に、東海の有名観光地は一通り回っているから、新しい顔を発見したいという方。
そんな方には、常滑巡りや、西三河の岡崎、豊田の「最近街並みが新しくなって雰囲気がいいエリア」がおすすめ。
名古屋市内のおしゃれカフェや街並みとはまた違う発展の仕方をしているので、街歩きが好きならきっと楽しめることでしょう。
ぜひ東海をお楽しみください!
↓名古屋から片道2時間で行けるスポットもご紹介しました!
↓名古屋から新幹線で片道1時間以内で行けるスポットも紹介しています!
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