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信州ワンデーパスのモデルコースと注意点!名古屋方面からお得に長野を巡ろう!

小海線 交通手段

長野県内には、「長野のJR線を一日乗り放題になれるきっぷ」があります。

その名も信州ワンデーパス。長野県内のJR東日本管轄の駅でしか買えないため名古屋では買えませんし、長野県内(塩尻より先)の駅で一度降りる必要があります。

とはいえ、それを踏まえても、すごく魅力のあるきっぷ。ここではその魅力の一部をお伝えします。

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信州ワンデーパスの特徴や購入方法

信州ワンデーパスの特徴は以下の通りです。

・料金 2,680円
・利用期間 1日
・販売箇所 フリーエリア内の主な駅のみどりの窓口、指定席券売機および主な旅行会社
・特急券や新幹線券を買えば、特急と新幹線にも乗れます

基本的には、駅の自動改札機で買うのが一番手っ取り早く購入ができますし、クレジットカードも使えます。

使い方は、購入したきっぷを自動改札に通すだけ。長野県内は自動改札がない駅もありますが、その場合はきっぷを車掌さんに見せればOKです。

出典:https://www.jreast.co.jp/nagano/1daypass/

信州ワンデーパスのちょっとお得な使い方

信州ワンデーパスは特急券さえ買えば、特急や新幹線に乗れるので、ガンガン乗ってしまったほうがお得です。というか、新幹線や特急券を使わないのであれば、シーズン限定とはいえ、青春18きっぷ(2,410円)を使ったほうが断然お得ですしね…。

そこで、特急券の買い方なんですが、上田、軽井沢、佐久平など、新幹線駅に行くときは、できるだけ特急券と新幹線を合わせて購入するようにしてください。たとえば、塩尻駅から軽井沢駅を目標にするときは、長野駅までワイドビューしなのの特急券を買い、長野から軽井沢までの新幹線券を同時に購入します。

JRによく乗る方ならご存じかもしれませんが、乗継割引が適応されて、特急券代が半額になるからです。通常、塩尻から長野駅までの特急券は1,200円(自由席)かかりますが、軽井沢までの新幹線券を同時に買うと、この特急券代が600円になります。

特に、信州ワンデーパスを使う方は長野県内を広く乗りたい方だと思うので、特急+新幹線を同時に買うことは忘れずに!

名古屋方面から長野への入り口は塩尻駅

さて、名古屋方面から長野県内にくると、一番最初のスタート地点は塩尻駅になっていると思います。

塩尻からのルートは2つです。長野方面に進むか、諏訪・山梨方面に進むかです。

長野方面に進めば白馬や信濃大町など、スキー場方面に行くこともできますし、新幹線に乗り換えて上田や軽井沢に行くこともできます。

諏訪・山梨方面に進めば、諏訪湖や諏訪大社がありますし、小淵沢駅で乗り換えて「日本一標高の高い路線」小海線に乗ることもできます。

どっちのルートもおすすめですが、注意点がひとつ。

それは、名古屋からワイドビューしなので塩尻駅まで到着し、そこから信州ワンデーパスを購入してしまうと、乗ってきたワイドビューしなのはすでに発車しているので、長野方面に進むには塩尻駅で10~30分ほど待つ時間ができるということです。

個人的には、長野方面に進む場合、塩尻駅で降りるのではなく、一度次の松本駅まで行ってから信州ワンデーパスを買うほうが、松本城などの観光地もあるため、時間がつぶしやすいかと思われます。もちろん、そのぶんの運賃も発生してしまうため、お好みではありますが。

ちなみに、名古屋から高速バスで来たときも出発地は松本駅になります。

さて、前置きが長くなりましたが、信州ワンデーパスを使ったモデルコースをご紹介します。

長野方面へ進む場合のモデルコース

長野方面へ進む場合、まず信州ワンデーパスを使って長野駅だけで観光!…というのは非常にもったいないです。そもそも塩尻から長野駅までの運賃が片道1,340円のため、往復しても料金は同じことになってしまいます。

それだったら、塩尻で降りず、名古屋から長野までの直通きっぷを買ったほうが距離割引がきくのでお得になります。そのため、信州ワンデーパスで長野方面に進む場合は「長野より先に行く」もしくは「長野市内も観光しつつ、ほかの場所にも寄る」のがおすすめ。

おすすめ観光スポットは上田市軽井沢市でしょうか。

上田は長野県内で人口3位かつ、真田家縁の上田城があります。また、食事に関しても上田には美味だれ(おいだれ)焼き鳥という、ニンニクの効いたタレに焼き鳥をドボンと付けて食べる、串カツの焼き鳥版のような料理があり、とても美味しいです。

食事も観光地もあるうえ、新幹線があるため、軽井沢や長野駅など、ほかの場所にさっと行きやすいのも魅力。一度も行ったことがなければ、おすすめの土地です。

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また、軽井沢は言わずと知れた避暑地…ですが、名古屋方面からだと縁遠すぎて行ったことがない方も多いはず。軽井沢なら往復するだけで信州ワンデーパスの”もと”がとれますし、それこそ一日では足りないぐらい遊び場も見どころもたくさんあります。

ちなみに、時間に余裕がある方は、松本や、長野、上田で観光を済ませてから軽井沢に泊まるというのもアリです!塩尻から軽井沢までの乗車賃は2,640円。信州ワンデーパスと同じ料金のため、どこか途中で1か所でも下車すれば、その時点で信州ワンデーパスのほうがお得になるためです。

信州ワンデーパスで軽井沢に行く場合は、泊まりもアリ!ということを覚えておくといいでしょう。

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諏訪・山梨方面へ進む場合

諏訪・山梨方面に進む場合は、諏訪大社や諏訪湖などだけで観光するのはもったいないです。というより、諏訪はかなり広いので、ちょっと立ち寄るぐらいならまだしも、諏訪湖も諏訪大社も満喫しようと思うと、信州ワンデーパスで行くのはもったいないかもしれません。

そのため、こちらのルートに進む場合は小淵沢で乗り換えて「日本一標高が高い路線」と言われる小海線に乗るのがおすすめです。小海線は1時間半~2時間に1本しかないため、きちんと時間を調べてからでないと乗り換えで痛い目を見ます。

事前に、行ける時間を調べておくと吉です。

 

 

ただし、それを踏まえても、車窓も美しく、ダイナミックな自然の風景を2時間たっぷり眺め続けることができるため、ぜひ一度は乗ってほしいおすすめの路線です。

※撮影が下手なので、私の画像では魅力が伝わらないため、小海線の紹介記事などを下部に貼っておきます

 

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また、車窓だけでなく、途中の駅でも清里駅という「バブル時代に若者たちがこぞって集まってきた土地」もあり、途中下車して観光するのも面白いでしょう。

清里駅

ひたすら電車に乗り続ける「長野一周の旅」

ちなみに、「観光なんかいいから、電車に乗って車窓を楽しみたい!」というのであれば、塩尻ー小淵沢ー佐久平ー長野ー塩尻という長野1周ルートもおすすめ。

長野には日本三大車窓と言われる篠ノ井線(松本ー長野間)、日本一標高の高い路線(小淵沢ー小諸間)など、素晴らしい車窓が楽しめる路線がいくつもありますが、このルートではそのすべてを見ることができます。

これだけ乗っても、時間的には結構な猶予があり、9時スタートでも14時には塩尻に帰ってこれます。軽井沢に寄ったり、上田駅で上田電鉄に乗ったりと寄り道をしても十分に日帰りできる時間です。

観光よりも電車旅が好き!という方はこういうルートもアリです。

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