長野県のJR木曽福島駅。
中央線の特急電車が止まるため、名古屋からも松本からもアクセスのいい宿場町の駅です。
ただ、松本城や奈良井宿、馬籠宿のように、がっつり観光地化はしていません。
そのため、立ち寄ったことのない方も多いのではないでしょうか?
確かに、木曽福島駅周辺には目立った観光地はありません。
ですが、街歩きが好きな方にはおすすめなスポット。
その魅力の一部を紹介します。
木曽福島宿の最大の魅力は街歩き!
木曽福島駅に降りたら、まず出迎えてくれるのが 「ようこそ木曽路へ」の看板と古い町並み。
表からは一見普通のレトロな街並み。
でも、木曽福島駅が面白いのは、この駅前商店街を裏側から見たときなんです!
見てください!この高さ!
これ、同じ場所を表と裏から見ているだけなんです!
表からは1階建ての建物に見えるだけに、裏面にこれだけの高さがあるなんて驚きですよね!
木曽福島宿は、木曽川沿いのすごく小さな平地に建てられた宿場町。
そのため、街を歩いていると、こんな高低差のすごい建物があったりします。
画像だとインパクトが伝わりづらいですが、初めて見るとけっこう衝撃です。
町並みも美しいので、これだけを撮りに遠方から見える方もいらっしゃるんですよ!
日帰り温泉や足湯でほっこり
また、木曽福島は中山道のなかでは温泉に入れるスポットが多めなのも特徴。
駅から徒歩圏内に日帰り温泉に入れる旅館もあります。
また、木曽福島の魅力は街中に足湯スポットがあること!しかも無料!
木曽川の川沿いにあるので、散歩で疲れたときや、後で紹介する食べ歩きグルメを食べたいときなどに立ち寄るのがおすすめです。
冬場は特に足湯に癒されることでしょう。
ただ、タオルの用意はないので、その点だけはご注意を!
木曽福島は意外とグルメが豊富!
木曽福島は意外と…というと失礼ですが、グルメもあるのです。特に甘いものが多い印象。
少しだけ紹介させていただきます。
中山道の宿場町と言えば、まずは蕎麦!
木曽福島に限らず、中山道の宿場町と言えば、まずは蕎麦!
木曽福島にも昔から続く名店があります。その名も「くるまや本店」。
岐阜県中津川市などにも系列店を持つ、地元の人気店です。
駅から木曽福島の中心市街地に行く途中にあるため、木曽福島を散歩していると、一度は目に入るはず。
ランチスポットを探している方におすすめです。
和スイーツや牛乳パン発祥の店も!?
そして、木曽福島に来たら、ぜひ和スイーツや牛乳パンを楽しんでください。
・大人気ジェラート(田口氷菓店)
まずは、夏場に大人気の田口氷菓店。
旬の果物を使用した手作りのジェラートは、夏場の休日には行列ができるほど人気です。
ちなみに、冬場でも営業されていますが、臨時休業もあります。
当日の営業時間はSNSでチェックがおすすめ。
⇒Facebookページ
・牛乳パンの本家!?(かねまるパン)
長野県名物 牛乳パンの元祖とも言われる「かねまるパン」。
元祖かどうか実際は分かりませんが、休日には売り切れが出るほど人気なお店。
そしてパッケージがかわいい!
ざらざらとしたクリームがたまらないボリュームある一品です。
・ほうば巻(御菓子 田ぐち)
またまた田ぐちさん…ですが、こちらは本店の和菓子店のほう。
初夏限定のほうば巻きは、米粉に餡子を入れて”ほうば”で巻いて蒸したもの。この地域の名物です。
田口氷菓店と隣り合っており、和菓子店のほうも休日には行列ができる人気店です。
日本酒が好きな方は七笑酒造で飲み比べ!
また、日本酒が好きな方にぜひ立ち寄ってほしいのが「七笑酒造」。
木曽だけでなく、岐阜や塩尻あたりでも人気の地酒の酒蔵も、駅から徒歩圏内にあります。
七笑酒造では、100円で2種類の試飲ができてしまいます!めちゃくちゃお得。
合計6種のお酒がたったの300円で飲めてしまうので、お酒好きならぜひ立ち寄りたいところです。
七笑酒造は100年以上続く老舗の地酒メーカーですが、モダンでフルーティなタイプもあります。
日本酒に興味を持ち始めた初心者の方から楽しめますよ!
もちろん、酒蔵限定のお酒もあります。
木曽福島駅周辺の観光を終えたら…
木曽福島の温泉宿に泊まってのんびり…
というわけでもなければ、駅周辺の散歩はだいたい1~2時間ぐらいで周れます。
日帰り観光の方だと少し時間があまるでしょう。
もし、まだ他の観光地を巡りたいということであれば、奈良井駅にある奈良井宿や中津川駅の馬籠宿などがおすすめ。
木曽福島を気に入った方なら、きっと気に入ることでしょう。
名古屋から木曽福島駅へのお得な行き方
名古屋から木曽福島へは、青空フリーパスを使うとお得に行けます。
特急を使うと、日帰りで往復最大2,000円もお得に!
土日限定で使えるので、こちらも興味のある方はぜひ利用してくださいね!
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