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名古屋-豊橋の安いきっぷとは?名鉄とJRのどちらがお得かを比較!

交通手段

名古屋と豊橋は愛知県を横断するぐらいの距離感でかなり遠くにあります。

そのため、普通に電車に乗ると、名鉄なら片道1,140円、JRなら1,340円とけっこうな交通費。

ですが、名古屋ー豊橋間には割引きっぷがあります!

このきっぷを使えば、最安780円~で移動することができます!

しかも、お得な新幹線きっぷを使えば、最短19分で移動することも可能!

今回は、それぞれの割引きっぷについて

  • メリットやデメリット
  • 一番安いのはどの方法か
  • よりお得に使うには?

などをご紹介していきます。

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名古屋-豊橋間は名鉄とJRと新幹線の3パターン

まず、名古屋ー豊橋間のアクセス方法は主に3つです。

  1. 名鉄を使う〔最短49分、780円~〕
  2. JRの在来線を使う〔最短52分、780円~〕
  3. 新幹線を使う〔最短19分、1,180円~〕

最速の交通手段は新幹線で、その次が名鉄、最後がJRとなります。

価格は乗る電車にもよりますが、名鉄がJR在来線よりも安いことが多いです。

一番高いのが新幹線となります。

それぞれの割引きっぷの名前は?

さて、ここまでが基本情報。

いよいよ割引きっぷについて見ていきましょう。

まず、名鉄は名古屋〔金山〕ー豊橋間の往復切符であるなごや特割2平日・なごや特割2土休日を発行しています。

名鉄きっぷ
出典:https://www.meitetsu.co.jp/plan/discount/1268869_8040.html

名前の通り、単純に平日と土日の往復きっぷがあるというだけ。

値段以外に大きな仕様の違いはありません

一方で、JRには2種類の全く違うきっぷがあります。

名古屋市内ー豊橋ゾーン〔豊橋~豊川・二川〕の豊橋往復きっぷカルテットきっぷ[4枚つづりのきっぷ]です。

豊橋往復きっぷとカルテットきっぷは使用期限などの制限が違うため注意が必要です。

ざっくり、それぞれの特徴を一覧にしてみました。

名鉄・JR在来線・新幹線を一覧で比較

名鉄
なごや特割2
JR
豊橋往復きっぷ
JR
カルテットきっぷ
時間49分52分52分
料金平日1,780円
土日1,560円
平日1,900円
土日1,560円
3,560円
(4枚つづり)
特徴基本は現金のみ
乗降できる駅が少ない
(名古屋・金山・豊橋のみ)
有効期限翌月1日まで
クレジットカード可
有効期限当日のみ
新幹線に切り替え可
(土日400円、平日520円)
名古屋の全JR駅で乗降可
豊川・二川でも乗降可
蒲郡などで途中下車OK
クレジットカード可
有効期限1か月
新幹線に切り替え可
(土日400円、平日520円)
名古屋の全JR駅で乗降可
豊川・二川でも乗降可
蒲郡などで途中下車OK

こうやってみると、名鉄とJRのきっぷはかなり違います

まず、平日に一番安いのは、名鉄のなごや特割2平日きっぷと、JRのカルテットきっぷ。

同じく1往復で1,780円[片道890円]です。

一方で、土日に一番安いのは、名鉄のなごや特割2土日きっぷと、JRの豊橋往復きっぷです。

同じく1往復で1,560円[片道780円]です。

基本的に、名古屋ー豊橋間は土日に移動するほうが安いです。

それぞれの割引チケットの制限の詳細は?

値段と移動時間さえ知れればいい!という方はここまででOK。

ただ、もう少し詳しく知りたい方のために、それぞれのきっぷの特徴や制限について解説していきましょう。

一番馴染みが深いのが名鉄(名古屋鉄道)

おそらく、豊橋側の方たちにとって、名古屋に行く手段として最も身近なのが名鉄の往復きっぷ。

なごや特割2平日・なごや特割2土休日です。

なごや特割2平日・なごや特割2土休日の特徴は以下の通り。

  • 平日は往復1,780円 土日は往復1,560円
  • なごや特割2平日は土日にも使用できるが、その逆は不可
  • 乗車・降車駅は名鉄名古屋、金山、豊橋駅のみ
  • 名鉄ミューズカード(名鉄のクレジットカード)がないと支払いは現金のみ
  • 有効期限は販売月の翌月1日まで

名鉄のなごや特割2の特徴とメリットとは?

名鉄のきっぷの特徴は、「有効期限がその日中に切れないこと」でしょう。

JRの豊橋往復きっぷは使用期限が「その日一日限り」

そのため、名古屋や豊橋に1泊以上する人は名鉄のなごや特割きっぷのほうがおすすめです。

ちなみに、JRのカルテットきっぷは有効期限が購入から1か月間。

ただし、こちらは4枚つづり

名古屋に行く用事が多い人か、2人で行く場合でないと、なかなか利用できません。

また、名鉄とJRの往復きっぷを比べると、平日は名鉄のほうが120円安いです。

そのため、「日をまたいで往復する場合」「平日に往復する場合」は名鉄のほうがお得!

かかる時間も在来線と比べるなら名鉄のほうが早いですしね!

名古屋市内や豊橋周辺で降りるならJRが便利

名鉄と比べると、利便性が高いのがJRの強み

JRの豊橋往復きっぷとカルテットきっぷはただ2枚つづり、4枚つづりという違いだけではありません。

それぞれかなり毛色が違うので、比較してみましょう。

豊橋往復きっぷの特徴とメリット

  • 名古屋市内のJR駅ならどこでも乗車・下車可能
  • 豊橋駅だけでなく、豊川・二川での乗車・下車が可能
  • プラス料金を払えば新幹線に変更可能
  • 料金は平日1,900円 土日1,560円
  • 当日のみ使用可
  • クレジットカード払い可
往復きっぷ

出典:https://railway.jr-central.co.jp/tickets/toyohashi-round/index.html

カルテットきっぷの特徴とメリット

  • 名古屋市内ならどこでも乗車・下車可能
  • 豊橋駅だけでなく、豊川・二川での乗車・下車が可能
  • プラス料金を払えば新幹線に変更可能
  • 料金は4枚つづりで3,560円〔1往復1,780円〕
  • 購入日から1か月間有効
  • クレジットカード払い可
カルテットきっぷ

出典:https://railway.jr-central.co.jp/tickets/nagoya-toyohashi-round/index.html

往復きっぷとカルテットきっぷの共通点

まず、JRの豊橋往復きっぷとカルテットきっぷの共通点は3つです。

  1. 新幹線に切り替え可能
  2. 名古屋市内~豊橋ゾーンならどこでも乗車・下車可
  3. クレジットカードが使える

特に、名鉄との最大の違いは、名古屋市内なら名古屋駅や金山駅以外でも乗降できること。

具体的には新守山駅、大曽根駅、千種駅、八田駅、春田駅などが利用できます。

これだけでも、最大240円の運賃がお得になるので、すごく大きなメリット。

また、名古屋から豊橋方面に向かう場合は、豊川駅や二川駅も利用できます。

それぞれ、豊川駅なら豊川稲荷・二川駅ならのんほいパークと、県内では名の知れた観光施設。

観光に行く方にとっては、かなり大きいメリットです。

名鉄を使った場合と比べると、片道最大300円ほどお得

豊橋往復きっぷやカルテットきっぷは、ここが一番大きなポイントになります。

料金だけを見ると、JRの平日の往復きっぷは1,900円。

名鉄と比べて120円も割高なうえに移動時間でも負けています。

つまり、JRのきっぷは、〔名古屋市内~豊橋ゾーン〕をうまく利用できる人向けのきっぷなのです。

往復きっぷとカルテットきっぷは途中下車もできる!

また、JRのきっぷは豊橋まで行かなくても、蒲郡など途中駅でも使えます。

名古屋ー蒲郡間を普通にJRで往復すると、1,980円かかります。

つまり、平日でも往復きっぷやカルテットきっぷのほうがお得

蒲郡観光の際は、ぜひお得なきっぷを使いましょう!

土日に関しては往復きっぷと名鉄のなごや特割2土日の価格は横並び。

「日帰りするか」をポイントにお好みで選びましょう

また、下記の条件のときにはカルテットきっぷがおすすめです。

  • 2人以上で行き来する場合
  • 1か月以内に2往復する予定がある

最短・最速で行きたいなら新幹線へ変更!

ちなみに、豊橋往復きっぷ、カルテットきっぷはそれぞれ平日なら510円、休日なら400円で新幹線〔自由車両のみ〕へと変更できます。

30分に1回のこだまでも28分、2時間に1本のひかりなら19分で片道を通行できます。

圧倒的な速度感です。

ただ、こだまは約30分に1本、ひかりは約2時間に1本しか走っていません。

乗車するタイミングはとても重要。

タイミングを逃すと、普通にJR快速で名古屋に行ったほうが早いこともあります。

個人的なメリットとしては、新幹線は必ず座れ、充電ができることです。

名古屋ー豊橋間は人気があり、20分ぐらいは座れない時間があります。

必ず座りたい方は新幹線が快適でおすすめです。

JRには期間限定きっぷもあり

また、ここからはオプションの話。

JRは期間限定で「新幹線名古屋往復きっぷタワーズパック」をやっていることも。

これは、豊橋-名古屋間の新幹線往復チケット+ゲートタワーで利用できる商品券1,000円分をセットで3,000円にした券です。

出典:https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040165.pdf

最初から新幹線を使うつもりであれば、土日でも2,360円かかります。

平日なら2,940円です。

当日、ゲートタワーで買い物をしたい方には、土日平日どちらもお得になるので、このきっぷがおすすめです。

期間限定ではあるものの、かなりの頻度で毎年開催しています。

気になる方はぜひチェックしてみると良いでしょう!

名鉄とJRのきっぷ比較まとめ

以下に、ポイントをまとめておきます。

・最安の手段は土日に名鉄かJRの在来線で往復すること

・平日なら、名鉄かカルテットきっぷがおすすめ

・日をまたぐ場合は、名鉄かカルテットきっぷ

・とにかく急ぎたい場合はJRで新幹線へ変更

以上です。

ぜひ、豊橋・名古屋間をお得に往復してくださいね!

ちなみに、片道だけしか使わないのであれば、名鉄の往復切符もJRのカルテットきっぷも、少し割高ですが金券ショップでも販売されています。

名古屋駅側なら名鉄近くの地下街に、豊橋駅なら東口・西口ともに金券ショップがあるので、ぜひ!

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