名古屋観光と言えば、栄、大須、名古屋城に名古屋港水族館あたりを思い浮かべる方が多いでしょう。
むしろ東海以外の方だと、それ以外の街って思い浮かばない方も多いんじゃないでしょうか?
そこでおすすめしたいのが、名古屋市千種区 覚王山。
インスタ映えスポットもありながら、若い人にもおすすめなショップも増え続けている観光スポットです!

覚王山とは?どこにある?
さて、そもそも覚王山とはどこを指すのでしょうか?
一般的に覚王山とは、地下鉄東山線 覚王山駅を周辺としたエリア全体を指します。
ものすごーく雑なマップですが、簡単に周辺地図を書いてみたので、ご覧ください。

覚王山観光をするときは、赤丸をつけた覚王山北側を中心に、青丸をつけた覚王山南部側を歩く人が多いでしょう。
この中でも特に、メインは北側の日泰寺へつながる参道側[赤〇印側]なので、もし迷ったら、とりあえず覚王山駅を降りて赤丸印がついた北側を目指せば間違いありません。
旧覚王山と現覚王山は違う?
ちなみに本来、覚王山とは、先ほどの地図で言うと、本山駅と池下駅を結ぶ直線状のことを指していました。実際、この通りの名前は“覚王山通り”と言います。
ただ、最近では主に覚王山駅から日泰寺までの北側[赤〇印のエリア]を指すことが多いようです。
なにか役に立つわけではありませんが、豆知識でした!
覚王山観光におすすめなスポット!
覚王山って観光できるほどのなにかあるの?と思われるかもしれません。ご安心ください!
意外と覚王山周辺は観光スポットが多いんですよ!
覚王山日泰寺
まず覚王山で一番有名なのが、覚王山 日泰寺。
ここはなんと、日本で唯一お釈迦様の遺骨があるという伝統的なお寺。
覚王山という土地の名前の由来にも、実はこの日泰寺が大きくかかわっているのです。
明治37年、釈迦を示す「覚王」を山号とし、日本とタイ王国の名前を冠した日泰寺が誕生しました。その後1918年(大正7年)には遺骨を安置するガンダーラ様式の奉安塔も完成しました。
https://www.nagoya-c.ed.jp/school/shiroyama-j/gaiyo/kenchiku/h_hou.htm
日本で唯一お釈迦様の遺骨を
— えっちゃん (@etchan1953) July 18, 2019
安置するお寺(日本+タイランド)日泰寺に参拝🙏#愛知県 #名古屋市 #千種区#覚王山日泰寺 pic.twitter.com/0JwTadNgPy
行ってみるとわかりますが、このお寺はめちゃくちゃでかい。住宅街にポンと現れるので、おっと驚きます。
知名度はそう高くないのですが、知っている人は知っている。
由緒正しいお寺として他県からも参拝に見えるお寺です。
ちなみに、毎月21日は、覚王山駅からこの日泰寺までの参道沿いが歩行者天国の縁日になるので、できれば21日に合わせることをおすすめします!
日泰寺
〒464-0057 愛知県名古屋市千種区法王町1丁目1
開門時間 5:00~16:30
揚輝荘
百貨店で知られる松坂屋の初代社長が建てた別邸 揚輝荘。
ただの家と侮ることなかれ。
覚王山でも有数の自然・建築物のインスタ映えスポットで、週末になるとカメラを構えたカメラマンとモデルさんみたいな方がよく撮影に来ています。
住宅内の見事なインテリアはもちろん、庭園もあり、神社もあり…と、一か所でも1時間ぐらいは平気でつぶせそうな広いエリアにフォトスポットがたくさん。
結婚式の前撮りをここでする人もいるぐらいです。
水・土はガイドさんが非公開の場所を案内してくれることもあるので、その日程に調整してみてもいいかも。
おすすめの季節は紅葉がかかってきた秋ごろです。

揚輝荘
〒464-0057 愛知県名古屋市千種区法王町2丁目5−17
052-759-4450
定休 月曜
開場時間 9:30~16:30
覚王山アパート
覚王山アパートは、1つのアパートをまるまるクリエイターの作品展示と販売スペースにしてしまったクリエイターズハウス。
小物類やインテリアが好きな方にはたまらない場所です。
建物内は撮影NGなので、なにがあるかは行ってみてのお楽しみなのですが、小物好きなら行って後悔はしません。
狭いアパート内にぎっしりとそれぞれのクリエイターが作った雑貨が並んでおり、見ているだけで楽しいので、覚王山観光の際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。
覚王山アパート
〒464-0064 愛知県名古屋市千種区山門町1丁目13−13
052-752-8700
定休 火、水
営業時間 11:00~18:00
覚王山グルメ[食べ歩き編]
覚王山グルメはそれほど食べ歩きグルメが多い方ではないものの、観光スポットとして名が知られるにつれ、少しずつテイクアウト、持ち帰りグルメが増えてきています。
つる屋 みたらし団子
まず、覚王山の老舗食べ歩きグルメと言えば、つる屋のみたらし団子。
ここのみたらし団子は一般的な甘辛いみたらしとは違って、しょう油が香ばしい塩気の効いたみたらし団子なのです。
ちなみに、これは名古屋みたらし団子の特徴だそう。
ですので、名古屋名物を食べてみたいなら、このみたらし団子を食べてみることをおすすめします。
名古屋のみたらし団子は、甘くないことで有名です。全国的には、砂糖と醤油を使った甘いみたらしのタレを団子にかけます。一方、名古屋では砂糖を一切使わずにたまり醤油をベースにしたタレが一般的だそう。砂糖を使わないため、とろみが少ないサラッとしたタレに仕上がるのも特徴の1つです。
また、焼き方にも大きな違いがあります。名古屋ではタレを塗ったあとに、焦げ目をつけながら焼き上げるのが通常です。醤油の香りや風味が団子生地になじみ、あっさりながら奥行きのある味わいに仕上がっています。
https://cake.jp/mag/japanese-sweets/19976/#%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E3%81%AE%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%97%E5%9B%A3%E5%AD%90%E3%81%AF%E4%BB%96%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%81%A8%E5%88%A5%E7%89%A9%EF%BC%81
つる屋
〒464-0064
愛知県名古屋市千種区山門町2丁目50−3
052-751-7413
定休 なし
営業時間 10:30~19:00
ZARAME NAGOYA ドーナツ
愛知県岡崎市に本店がある人気店のZARAMEのドーナツ。
種類が豊富で、いろいろなドーナツからお好みのドーナツを選べます!
店外の外装がインスタ映えするということで、特に若い女性層に人気のカフェです。
イートインもできますが、店内で食べるにはワンドリンク制なのでご注意を!
ZARAME NAGOYA
〒464-0064
愛知県名古屋市千種区山門町2丁目2−36
052-763-7662
定休 なし
営業時間 9:00~20:00
吉芋 芋けんぴ
覚王山の南部側なので少し歩かないといけませんが、もはや覚王山を代表するグルメのひとつとなった吉芋の芋けんぴ。
以前から百貨店などでも販売され、名古屋の人なら知っていましたが、マツコの知らない世界で取り上げられ、一躍全国区になりました。
あなたの食べたことのない芋けんぴがきっと出てくることでしょう。
ただ、予約がないとまず買えないのでご注意を。
吉芋
〒464-0844
愛知県名古屋市千種区日進通5丁目2−4
052-763-2010
定休 なし
営業時間 10:00~17:00
梅花堂 鬼まんじゅう
名古屋名物の鬼まんじゅう。サツマイモがごろごろと入ったおまんじゅうで、名古屋市民に根強い人気を誇っています。
なかでも、梅花堂の鬼まんじゅうはめちゃくちゃ人気で、こちらも買いたいなら予約は必須。
平日の早い時間なら在庫があることもありますが、どうしても欲しい方は予約がおすすめです。
梅花堂
〒464-0821 愛知県名古屋市千種区末盛通1丁目6−2
052-751-8025
定休 不定休
営業時間 8:00~17:00
メルクル チーズ屋
覚王山で自家製はちみつも作っているチーズ屋 メルクル。
食べ歩きグルメというわけではありませんが、自宅でワインを飲む方にはぜひ一度買ってほしいめちゃうまチーズです。
フランスの農家と直接契約し、仕入れされているチーズは「名古屋で一番うまい」と言う飲食店関係者もいるほど濃厚。
値段は普通のチーズの1.3~1.5倍ほどかかりますが、間違いなく普通のチーズとの違いを感じ取っていただけるでしょう。
メルクル
〒464-0064 愛知県名古屋市千種区山門町1丁目47 1F 大きなねこさんの家
052-761-9881
定休 月曜
営業時間 11:00~19:00
覚王山グルメ[イートイン編]
覚王山グルメはめちゃくちゃ多いので、特に人気のお店だけピックアップします。
どれも土日や祝日に行くと行列で並ぶことも多いのでご注意を。
ひらき 日式洋食・喫茶
覚王山を代表するグルメのひとつと言えば、ひらきのカニクリームコロッケ。
東海の名物グルメとして何度もテレビに出ているので、ご存じの方も多いでしょう。
カニクリームコロッケ以外にもハンバーグや空揚げなど、みんなが大好きな昔ながらの洋食グルメがたくさんあります。
ひらき
〒464-0064 愛知県名古屋市千種区山門町2丁目23
052-751-6835
定休 月、火
営業時間 11:00~17:00
覚王山とんかつ わだ福 とんかつ
比較的新しいグルメの覚王山とんかつの本店 わだ福。
低温調理された厚切りのとんかつが人気で、オープンから連日行列ができていましたが、支店ができて少し行列が収まってきました。
美味しい白ご飯と卵、柔らかいとんかつをお求めの方に。
わだ福
〒464-0064 愛知県名古屋市千種区山門町2丁目50−7 プラザビル 1階
052-784-4388
定休 火曜
営業時間 11:00~14:00、17:00~20:00
玉屋 うどん
名古屋のデカ盛りグルメの代表と言ってもいい玉屋。
うどん屋ですが、一番人気のメニューはかつ丼です。大盛りにすると、カツがどんぶりに乗りきらないため、別皿盛りになってでてきます。
人気店なので行列覚悟で行かれることをおすすめします。
玉屋
〒464-0064 愛知県名古屋市千種区山門町2丁目47
052-751-5512
定休 日曜、木曜のディナータイム
営業時間 11:30~14:30 17:30~20:30
えいこく屋 カレー
松阪屋など高級百貨店にもスパイスや紅茶を卸しているえいこく屋。
紅茶やスパイスの物販店もありますが、直営の喫茶店ではカレー屋も営業されています。
いまのようにスパイスカレーが流行る前からスパイス風味豊かなインドカレーを出してきたえいこく屋。歴史ある味わいをお楽しみください。

えいこく屋
〒464-0064 愛知県名古屋市千種区山門町2丁目58
052-763-2788
定休 火曜
営業時間 9:00~20:00
シェ・シバタ ケーキ屋
百貨店のスイーツイベントが好きな方なら絶対に名前を聞いたことがあるシェ・シバタ。
本店は岐阜の多治見にありますが、シェフは主にこちらの覚王山店のほうにいらっしゃいます。
イートイン席もありますが、間違いなく並ぶので、自宅まで持って帰れるのであればテイクアウトがおすすめ。
シェ・シバタ
〒464-0064 愛知県名古屋市千種区山門町2丁目54
052-762-0007
定休 火曜
営業時間 10:00~19:30
覚王山は見どころがいっぱい!
いかがでしょうか?
今回は紹介しきれていないお店もたくさんあるほど、覚王山は今注目の飲食店、老舗の飲食店があふれています。
覚王山はカフェの街とも言われるほど、カフェやスイーツにも強く、店舗もいくつもあります。
ただ、裏通りに隠れたグルメというのは立地上少なめなので、今回ご紹介したグルメやスイーツ、観光スポットを目指していれば、ほとんどのお店を見かけることができます。
名古屋観光に飽きてしまった、覚王山にはまだ行ったことがないという方は、ぜひ覚王山観光に行ってみてください!
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