九州にはいま9つのワイナリーがありますが、そのなかでもワイン業界で今一番熱い注目を浴びているのは、大分の久住[くじゅう]ワイナリーでしょう。
熊本と大分を結ぶロードサイドにあり、こじんまりとした試飲スペースながら、多くの観光客が押し寄せている人気のワイナリーです。
なぜ久住ワイナリーが今一番熱いの？
なぜ、この久住ワイナリーがいま一番熱いのか？
それは、ここのワイン 久住シャルドネ Cat Walkが2022年、2023年と連続で金賞を受賞しており、2023年には、銅賞まで含めると、なんと8本ものワインが受賞経歴を持っているから。
※奨励賞まで合わせると9本！
今、間違いなく久住ワイナリーは全国的にも熱い注目を浴びているワインと言って過言ではないと思います。
そのため、全国の酒屋やワインバーでも手に入りづらい状況になっていて、久住ワイナリーの入荷をSNSなどでも積極的に宣伝しているほど。
九州のワイナリー観光を検討しているなら、ぜひ観光リストにマストで入れておくべきワイナリーのひとつです。
どんなところにあるの？
そんな久住ワイナリーがあるのは、大分県の竹田市久住町。
熊本市方面からなら、阿蘇山を超えてすぐの2時間弱で、大分市方面からなら1時間ちょっとでつく場所にあります。
交通アクセスを考えると、めちゃくちゃ立地がいい！というわけではないので、阿蘇方面のドライブなどに合わせて観光されることをおすすめします。
駐車場はたっぷりありますが、土日祝など、タイミングによっては少し待ったりすることもあるかもしれません。
ワイナリーはどんな施設なの？
ワイナリーは大きく、ワイン醸造＆貯蔵庫、ショップ、レストラン、ワイン畑があり、ワイン畑はなかに入ることはできませんが、ここまで近づいて様子を見ることができます。
奥にはくじゅう連山があり、標高が高いために空が近いこともあって、気持ちのいいスポットです。
ショップではワインだけでなく、調味料やラギオールのカトラリーなども販売されています。
試飲や食事はできるの？
さて、せっかくワイナリーを訪ねるなら一番気になるのは試飲ができるのか？
答えはできます！無料試飲と有料試飲とがありますが、せっかく久住ワイナリーを訪ねるなら、絶対に白ワイン品種のシャルドネは飲んでおきたいところ。
シャルドネは有料試飲で飲むことができますので、有料試飲も試しましょう！
金賞のCat Walkは在庫がありませんでしたが、銀賞のThe Sunは試飲することができました。
樽の香りが柔らかに感じられ、ミネラル感がありつつもスーッとほどけていくキレイなワインでした。
日本ワインのシャルドネをなめていると、こんなに素晴らしいワインがあったのかと驚くほど！
Cat WalkもThe Sunもすでに大手サイトでは完売してしまっていますが、楽天やYahoo！のふるさと納税であれば、この貴重なワインが返礼品としてもらえるらしいので、ふるさと納税の予算がある方はぜひ試してみてください。
断言しますが、今後、間違いなくもっと買えなくなるワインです。
また、店頭では少しお値段がするメルローなども有料テイスティングできるので、せっかくなら、ワイナリーを訪ねた際にはぜひ試飲されることをおすすめします。
ただ、立地的に車でのアクセスが必須なので、試飲やテイスティングをする人はもちろん運転をしないよう気を付けてください！
レストランでは軽食とワインが楽しめます！
また、久住ワイナリーにはレストランが併設してあり、そちらでピザやパスタ、スイーツなどの軽食とワインのペアリングを楽しむこともできます。
私が訪ねたのは3連休の最終日だったので、14時という時間にもかかわらず30分以上待ちができている行列状態で、食事はあきらめました。
実際に言った方の口コミを見ていると、美味しそうな料理ばかり。土日祝に行く場合は待ちを覚悟で、可能なら平日のアクセスがおすすめです。
周辺のおすすめスポットは？
久住ワイナリーの周辺のおすすめ観光スポットと言えば、まずは阿蘇山の大観峰や池山水源などの自然豊かなスポットでしょう。
夏場なら、ドライブしているだけでも気持ちいいので、ワイナリー好きな方にはぴったりです！
もし、ほかにもワイナリーを回りたいという方がいらっしゃれば、熊本県の菊鹿ワイナリーや同じく大分県の安心院葡萄酒がおすすめ。
どちらも試飲ができますし、大手の資本が入っているのでワイナリー自体が大きく、散歩しているだけで楽しめます。
ただし、ワイナリーはどちらも車で1時間半ほどかかるため、ワイナリー巡りをするなら半日係になる点はご注意を！
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