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名古屋から伊勢市まではJRと近鉄どっちがお得!?お得な切符などもご紹介

近鉄週末フリーパス 交通手段

名古屋でも人気の観光地である伊勢神宮。その伊勢神宮には外宮と内宮とがあるわけですが、駅から近いのは伊勢市駅から徒歩9分のところにある外宮。ここには名古屋から電車で集う人がたくさんいますが、近鉄とJRの2社が入り込んでいるので、どちらをどう選べばいいかわかりません。

ということで、今回は名古屋から伊勢市駅まで電車で行く際のおすすめのルートをご紹介します。

 

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基本料金と到着までのスピード比較!

名古屋から伊勢市駅までは近鉄とJRとの2つの手段があります。また、近鉄は全席指定の特急と、指定席料金がいらない急行があります。つまり名古屋から伊勢市までは3つのルートがあるわけです。

  1. 近鉄名古屋から伊勢市まで近鉄急行(1時間45分、1,740円)
  2. 近鉄名古屋から伊勢市まで特急(1時間19分、3,080円)
  3. 名古屋から伊勢市までJR快速みえ(約1時間38分、2,040円)

時間はあくまで目安ですが、基本的には、近鉄の特急が一番速く、二番目がJR快速みえ、三番目が近鉄急行となります。到着時間としては、実は伊勢市までだとそこまで大きな差はつきません。ただ、近鉄は伊勢市まで直通のものばかりではないので、乗り換えが必要なときだと、2時間弱かかるときもあります。

また、通常時の価格で言えば、一番最安が近鉄急行、二番目が快速みえ、最後が近鉄特急です。近鉄特急と急行の場合、1,300円も違うとなると、けっこう大きな価格差に感じますよね。

ただ、料金に関しては、ここで出したのはあくまで基本料金

伊勢市までは近鉄もJRもお得なきっぷを出しているので、それぞれ見ていきましょう!

 

JR快速みえをお得に乗る方法

まず、JRの快速みえには4枚つづりの得ダネ回数券というものがあります。これを知っているかで、名古屋から三重県内へのJRの移動は格段に価格が変わってくるのです。

得ダネ回数券出典:https://railway.jr-central.co.jp/tickets/kaisoku-mie/

得ダネ回数券は、快速みえの自由席しか使えない(指定席代金を払えば指定席に変えることは可能)代わりに、伊勢市まで1回1,260円で行くことができます。通常は2,040円ですので、片道あたり780円の差です!

2人で行く場合、1か月で伊勢と名古屋を2往復する場合は、近鉄を抜いて一番最安の手段になります。

「4枚つづりなら、1人で1往復するだけじゃ使えない…」と思われるかもしれません。ですが、名古屋ー伊勢市間の得ダネ回数券は名古屋駅そばの金券ショップで1,360円で販売されています。

金券ショップこれでも、快速みえの通常料金よりは片道680円、近鉄と比べても380円お得です。三重方面に行くなら、得ダネ回数券を使わない手はありません。

ただし、得ダネ回数券というより、快速みえには大きな注意点があります。それは、近鉄に比べると、圧倒的に運行本数が少ないことです。

快速みえは8:37から約1時間おきに夜の20:33まで運行していますが、近鉄は、始発が5:30で、終電22:06までとかなり遅くまで運行しています。しかも、運行本数は時間にもよりますが、30~40分に1本です。価格と移動時間では快速みえの勝利ですが、利便性においては、近鉄急行に負けることはご注意ください。

 

近鉄をお得に乗る方法

近鉄は、快速みえの得ダネ回数券のように、直接的に料金が安くなるきっぷはありません

ただし、条件をつければ得ダネ回数券よりも大幅にお得に利用できるきっぷがあります。

それぞれ、「近鉄週末フリーパス」「伊勢神宮参拝きっぷ」です。

 

3日間乗り放題!近鉄週末フリーパス

まず、ひとつめが近鉄に金土日、もしくは土日月の3日間乗り放題になる「近鉄週末フリーパス」です。

近鉄週末フリーパス

出典:https://www.kintetsu.co.jp/senden/Railway/Ticket/weekend_free/

4,400円で近鉄が3日間乗り放題になるため、伊勢に行った翌日に鳥羽に行って、その後賢島に行って帰るとか、あるいは伊勢市にいった後、奈良や京都、大阪方面にも繰り出したいというエネルギッシュな方にはおすすめのきっぷです。

週末しか使えない点と、特急に乗るには特急券が別途必要という難点はあるものの、うまく使えば大幅にお得になるきっぷです。

 

伊勢神宮参拝きっぷ

伊勢神宮や鳥羽・賢島周辺しか動かないけど、その辺をじっくり見て回りたい方におすすめなのが「伊勢神宮参拝きっぷ」

伊勢フリー出典:https://www.kintetsu.co.jp/senden/Railway/Ticket/sanpai/

料金は6,600円と少し高めに感じますが、このきっぷには伊勢市までの往復特急券も含まれています。近鉄名古屋ー伊勢市間の往復特急券は通常、6,160円。この時点で「伊勢神宮参拝きっぷ」との差額は440円しかありません。

しかも、このきっぷには外宮と内宮の行き来に必須な三重交通バス乗り放題も含まれています。伊勢の外宮と内宮を行き来するバスが片道330円ですから、往復で660円。この時点で、すでに普通に近鉄往復特急券よりも安くなっています。

つまり、「初めから神宮に特急で行くことが決まっている人」「伊勢神宮以外に鳥羽や賢島なども観光したい人」にとってはめちゃくちゃお得なきっぷになっているのです!

 

キャンペーン切符を買わずに特急を少しお得にする方法

ちなみに、近鉄の企画切符を買わずとも、特急を少しお得にする方法があります。それは特急切符をインターネットで購入することです。近鉄はインターネットで特急券を購入すると、特急券代の10%をポイントで還元しています。

近鉄オンラインチケット

出典:https://www.ticket.kintetsu.co.jp/M/MZZ/MZZ20.do?op=pDisplayServiceMenu

「これ一度きりしか近鉄には乗らない!」ということなら仕方ありませんが、今後も近鉄のお世話になる可能性があるなら、インターネットで買えるようにしておくと少しお得になります。

また、インターネットで特急券を買う場合、特急の設備を選んで検索することができます。個人的にはこれが最大のメリットで、電源の付いた特急だけを選んで指定することもできるのです。近鉄特急はすべての電車に電源がついているわけではないので、移動中の電源確保は大事です!

 

伊勢神宮の内宮に直接行く場合は近鉄で!

ちなみに、伊勢神宮の外宮は伊勢市駅そばにありますが、内宮やおかげ横丁といった、多くの人が訪れる場所は近鉄宇治山田駅五十鈴川駅が最寄になり、そこからバスやタクシーで向かうことになります。この場合は、快速みえが使えないのでご注意を。

快速みえでも伊勢市で降りて、そこからバスに乗り継ぎで直接内宮へ向かうこともできますが、その場合は片道2時間を超えて、近鉄よりも到着がだいぶ遅くなります。伊勢神宮の内宮しか興味がないという方だと、おすすめのアクセス方法がまた変わってきますのでご注意を。

まとめ

長くなりましたので、結論を簡単にまとめます。

  1. 単純に一番安いのは、得ダネ回数券を使った快速みえ(片道1,280円)
  2. 最速は近鉄特急で1時間19分
  3. 近鉄のキャンペーンチケットは「特急を必ず使う」「複数の場所を回りたい」などの条件のときに有効だが、単純に交通費を安くするものはない

以上です。名古屋と伊勢市を行き来するときの参考になれば幸いです。

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