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元コーヒー器具担当者がランキング付け!バリスタも使う!コーヒースケール比較!

コーヒー豆をはかる コーヒー

自宅やカフェでドリップコーヒーを淹れるときに使われるコーヒースケール

初心者だと、このコーヒースケールが

  • なんのために必要なのか?
  • どんな基準で選べばいいのか?
  • なにがおすすめなのか?

わからないでしょう。

そこで本記事では、目的にあわせたコーヒースケールの選び方と、おすすめのコーヒースケールをご紹介します。

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コーヒースケールはなんのために使う?

コーヒースケールはなんのために使うのでしょうか?そもそも必要なのでしょうか?

答えは「必須ではないものの、再現性のあるドリップをしたいなら必須」です。

たとえばこんな悩みはありませんか?

  • 〇〇のコーヒー屋の味を出したくて豆を買ったけど、家では全然味が出ない
  • 毎日コーヒーを淹れているけど、味わいが安定しない
  • 豆を買ったらドリップレシピがついてきたけど、再現できない

これらの問題を解決するのがコーヒースケールです。

コーヒー屋でコーヒー豆を買うと、実店舗でもネットでもコーヒーのドリップレシピが書いてあります。

たとえば、コーヒーの定期購入ができるPostCoffeeなどは、ホットコーヒー、アイスコーヒー、ミルクブリューそれぞれに合わせたコーヒーレシピが入っていたりします。

PostCoffeeをなぜおすすめするのか?実際に購入したレビューや利用方法をご紹介!
PostCoffeeは、スペシャルティコーヒーを定期購買(いわゆるサブスク)で楽しむことのできるサービスのこと。 全国のロースターから、PostCoffeeが選んだ自家焙煎店のコーヒー豆が毎月届きます。 日本サブスクリプションビジネス大賞2...

そのレシピに沿って美味しいコーヒーを淹れるなら、コーヒースケールはほぼ必須です。

逆に言うと、「コーヒーの味なんて毎日変わっていいし、だれかのレシピをまねしたいわけでもない!」という方にはコーヒースケールは不要となります。

元コーヒー屋としては、「間違いなくあったほうがおすすめ」ですが、最終的にはお好みで。

コーヒースケールを選ぶ基準

次にコーヒースケールを選ぶ基準を3つお話しします。

1.はかりとタイマーのセットは必須!

ネットで調べていると、コーヒー豆の量や湯量しかはかれないキッチンスケールを「コーヒースケール」と紹介している記事もたくさんあります。

ですが、コーヒースケールで一番大事なのは「重さ」と「時間」を両方はかれること。重さしかはかれないものは、コーヒースケールではなく、キッチンスケールと言います。

キッチンスケール

コーヒー豆の量とドリップするときの湯量をはかり、それをどのぐらいの時間でドリップしていくのかをはからないと、せっかくのコーヒースケールを使う意味がありません

もちろん、キッチンスケールとスマホのタイマーを使って、コーヒースケールの代わりにすることはできます。

ただ、それなら、もう1,000~2,000円払ってちゃんとしたコーヒースケールを買ったほうが絶対に便利です。この記事では、ちゃんとコーヒースケールとして使える製品のみをおすすめします。

メジャースプーンではだめなの?

ちなみに、コーヒー豆の量をはかるだけなら、メジャースプーンでダメですか?と聞かれることがあります。簡単に言えば、ダメではありませんが豆ごとにかなり軽量がぶれます。

コーヒー豆をはかる

コーヒー豆は品種によってサイズが違いますし、焙煎度合いが違えば水分量が違うため、同じ体積でも重さがまったく変わります

同じメジャースプーンでも、豆が変われば1~2グラムぐらいは平気で変わるのです。1~2グラム変われば、コーヒーの味わいはまったく変わりますので、味を気にするのであればメジャースプーンでは不十分です。

2.初心者向けエントリーモデルとバリスタ向けモデルの違い

ここでは、主にバリスタ向けのドリップスケールを紹介します。

初心者向けエントリーモデルとバリスタ向けモデルの違いを簡単に言えば、「実際にバリスタが使っているかどうか」です。ここのキモは「性能差」ではありません。

たとえば、元コーヒー屋の視点から見ると、アトラスのコーヒースケールは有名なHARIOのスケールよりもぶっちゃけて言うと性能がいいです。

特に、反応速度〔モノが載ってから、実際にはかりが反応するまでのスピード〕に関して、HARIOは決してコーヒースケールのなかでも良いとはいえません。

それでも、バリスタたちは以前から使っており、その反応速度の遅さに慣れていること、また、多少雑に扱っても耐えられる耐久性、ぱっと見の見た目などで愛用している場合もあります。

このように、ひょっとするとコストパフォーマンスだけで言えば、コーヒー器具メーカーより家電メーカーのスケールのほうが性能もいいものもあるかもしれません。

ですが、今回は、「コーヒー屋の使っている環境を再現しやすい」などの理由で、コーヒー器具メーカーが作ったものをご案内します。

3. ドリップだけでなくエスプレッソにも使えるか?

最後のポイントはエスプレッソに使えるかどうかです。
※自宅でエスプレッソを抽出しない人は読み飛ばしてください。

コーヒースケールは、ドリッパーやサーバーを載せてドリップするドリップスケールとして使えますし、モノによってはエスプレッソマシンに載せてエスプレッソの量をはかるエスプレッソスケールとして使えるものもあります。

エスプレッソ

Acaia Lunarなど、エスプレッソ専用のスケールもありますが、エスプレッソ用の専用スケールは間違いなく初心者向きではないうえ高価なため、今回は除外します。

そのため、今回はコーヒースケールを「ドリップ専用のドリップスケール」と「エスプレッソにも使える兼用スケール」のそれぞれでご紹介します。

おすすめコーヒースケールランキング

1位 TIMEMORE BLACK MIRROR BASIC+

コーヒーミルやスケールで特に人気のTIMEMORE社のスタンダードなコーヒースケール。コストパフォーマンスに優れ、HARIOと同じ上代クラスのスケールとしてはおすすめのスケールです。

少し値段は上がるものの、ホワイトカラーのスケールもあります。

メリット

  • USB給電式のなかでは安価なスケール
  • 7,000円以内のスケールとしては、反応速度もよく、コスパがいい

デメリット

  • 海外製のため、正規代理店以外で買うと、修理対応が遅い

※注意事項
TIMEMORE製品は、国内正規品とそうでないものがそれぞれ販売しています。国内正規品以外も修理対応や保証対応をしていますが、中国本国からパーツを取り寄せるため、修理に時間がかかることがあります。

できるだけ国内正規品の利用がおすすめです。

2位 HARIO V60 ドリップスケール VSTN-2000B

日本で最初に「ドリップコーヒー専用スケール」として登場したHARIO V60ドリップスケール。間違いなく、コーヒー器具メーカーが作ったドリップスケールとしては一番売れているでしょう。

今回紹介しているコーヒースケールのなかで唯一、電池式のスケールです。

メリット

  • 電池式で耐久性に優れる
  • 国内大手メーカーなので、カスタマーサポートがしっかりしている

デメリット

  • 電池の交換が必要〔年単位〕
  • 重量の反応が遅いため、慣れないと若干ストレス

3位 Brewista smart scale ver3

ドリップスケールとしてもエスプレッソスケールとしても使える兼用コーヒースケール

サイズが小さいため、ドリップスケールとして使えばコンパクトに収納ができます。6つのモードがついており、普通のドリップスケールのように使うこともできれば、お湯がかかった瞬間からタイマー計測を始めるモードなど自分の好みにあった使い方ができます

メリット

  • ドリップにもエスプレッソにも使える
  • 6つのモードがあるため自由度が高い

デメリット

  • 6つのモードは、まず全部は使わない
  • サイズが少し小さめなので、ドリップスケールのみに使うには少し不便

4位 Brewista ratio scale

変わった形のドリップスケール。

通常のドリップコーヒー用に使うこともできますし、コーヒー豆と湯量の比率〔1:16や1:15など〕を事前登録しておくと、使ったコーヒー豆の割合〔レシオ〕に応じて、かける湯量が表示されるモードもあります。

1杯分ではそれほど活躍しませんが、2杯、3杯分と淹れていくのに便利ですし、自分でレシピ開発ををするような方にも面白いスケールです。

メリット

  • 通常のスケールとしてだけでなく、割合もはかれる
  • 複数杯のドリップなど、頻繁に割合が変わるドリップをする方におすすめ

デメリット

  • ドリップレシピをいじらない人には、割合での計測モードは不要
  • サイズが大きめで形が特徴的なので、収納に困る

5位 TIMEMORE DUAL SENSOR SCALE

ドリップスタンドがコーヒースケールについているため、他のドリップスケールとは違い「かけた湯量ではなく落とした湯量がはかれる」ドリップスケール。

最近のドリップレシピはかけた湯量をはかるものが多いですが、昔ながらのレシピは落とした湯量ではかるものも多いため、より幅広いレシピに対応できるスケールです。

もちろん、ドリップスタンドを外せば普通のドリップスケールとしても使えます

メリット

  • かけたお湯の量もおちたお湯の量もはかれる
  • いろんなコーヒー屋のレシピを試したいマニア向け

デメリット

  • 値段が高価
  • 落ちた湯の量をはかるレシピを使わない人には向いていない

6位 Acaia pearl model scale

アプリと連動できるアメリカ製のスケール。価格がかなり高価なので、重量の正確性はもちろんキャリブレーション〔0点調整〕ツールなども有料パーツで充実しています。

アプリと連動できるため、スタッフ間でレシピを共有できるなどの特徴があります。

有名なブルーボトルコーヒーが日本で使用したことで、爆発的にユーザーが増えたスケールです。

メリット

  • アプリと連携できるため、レシピの共有がしやすい
  • コーヒー屋やコーヒーマニアでの知名度が高い

デメリット

  • アプリ機能だけにお金を払うにはかなり高価
  • コスパでいうなら決して良くはない

まとめ

今回ご紹介したスケールの特徴を改めて簡単にまとめます。

1位 TIMEMORE BLACK MIRROR BASIC+
反応速度も含め、コスパに優れたコーヒースケール

2位 HARIO V60ドリップスケール
昔から使っているユーザーも多い、安価な電池スケール

3位 Brewista Smart Scale ver3
ドリップにもエスプレッソにも使える兼用スケール

4位 Brewista ratio scale
コーヒー豆と湯量を比率で計測できるドリップスケール

5位 TIMEMORE DUAL SENSOR SCALE
かけた湯量も落ちた湯量も両方はかれるドリップスケール

6位 Acaia Pearl scale
アプリと連携できる高性能スケール。デザインがおしゃれ

以上です。

ぜひ、お好みのコーヒースケールを見つけてくださいね!

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