最近、アメリカのFellowから素晴らしいグラインダーが立て続けに出てきています。
特に、Fellowのフラット刃グラインダーODE GEN2は6万円もするグラインダーながら、コーヒー関係者の評価はどんどんと上がり続けています。
そんなFellowから最近発売されたのがコニカルグラインダーのOPUS。
OPUSとはいったいどんなグラインダーなのでしょうか?レビューや評判を紹介していきます。
基本スペック
さて、Fellow Opus Conical Burr Grinder[フェロー オーパス コニカル バー グライダー]のレビューをしていくまえに、基本スペックを見ていきましょう!
■サイズ(約):横210×幅129×高さ268mm
https://kigu.coffee/products/fellow-opus-conical-burr-grinder
■重量(約):1.81kg
■材質:ABS樹脂、ポリプロピレン、ステンレススチール刃
■電気規格:150W 50-60hz 100V
■ホッパー容量:110g (深煎り豆の場合は、これより少ない量となる場合があります)
■カップ容量:100g
■コード長さ:約1m
■お手入れ方法:食洗機不可
■内容品:グラインダー本体、キャッチカップ、カップ用フタ、エスプレッソ用ドージングカップ、取扱説明書
■メーカー保証:2年間(経年変化による塗装劣化などは対象外)
■ブランド名:FELLOW(フェロー)
■生産国:中国
基本スペックで特に気になるのは、サイズ感とメーカー保証の長さです。
まず、サイズ感に関しては非常にコンパクト。特に、12.9cmという横幅のスタイリッシュさでは、ほかの電動グラインダーではなかなか同じデザインのものがありません。
電動グラインダーはスペースをとるので置くスペースがないという方には特におすすめです。
また、もうひとつ特徴的なのが、2年間というメーカー保証の長さ。
一般的な電動グラインダーはメーカー保証期間が1年で、今までほぼ例外を見たことはありません。ですが、FellowはODEに引き続き2年間の保証。
これは家庭用グラインダーを選ぶ際の大きなポイントだと言えるでしょう。
OPUSグラインダーの清掃方法
OPUSの清掃方法は、公式サイトに記載してありますのでご紹介します。
ご覧いただくとわかりやすいですが、他の一般的な電動グラインダーに比べるとめちゃくちゃ楽です。
<清掃方法>
コーヒー排出口:まずキャッチカップを取り外し、お持ちのブラシ(きれいな化粧ブラシやきれいな絵筆、他の柔らかいクリーニング・ブラシ等)を使って、排出口の内側(コーヒー粉が出てくるところ)をブラッシングしてください。こうすることで、シュートがきれいになり、静電気低減機能がうまく働くようになります。(静電気低減を担うパーツは排出口付近にあります)
刃:
上部のホッパーを外し、外刃モールドについているワイヤーを持って回し、外刃取り外します。外した外刃と、固定されている内刃を、お持ちのブラシ(きれいな化粧ブラシやきれいな絵筆、他の柔らかいクリーニング・ブラシ等)を使ってブラッシングします。
本体やカップ:
研磨剤の入っていない湿った布等で拭きあげ、濡れている場合は乾拭きをしてください。(どのパーツも食器洗乾燥機は使用できません)
https://kigu.coffee/products/fellow-opus-conical-burr-grinder
少し記載がありますが、OPUSグラインダーの静電気低減機能は、清掃をしないと効果が弱まっていきます。
静電気低減機能の性能をキープしたい場合は、定期的な清掃をしてください!
※静電気だけでなく味わいにも関わってくるので、OPUSに限らず清掃はしたほうがいいですが…
清掃方法に関しては、テキストだとなんとなくイメージがつかないと思うので、公式が上げている動画もご紹介します!2分程度なので、簡単に清掃できることが確認していただけます!
Fellow OPUSグラインダーをレビュー!
さて、実際にFellow OPUSグラインダーを使ってみてですが、結論から言います。
ここ最近の3万円前後で買える家庭用コニカルグラインダーとしては断トツの使い勝手です。
たとえば、単純な味わいの性能だけで言えば、特にWilfa Svart Aromaは遜色ないレベルだと言っていいでしょう。
ただ、コーヒー粉の受け缶、ふたの裏のメッシュ表示、41段階の多段階メッシュ調整、静電気低減機能などなど…、全体的な使い勝手で言えば、OPUSのほうに間違いなく軍配が上がります。
自宅でエスプレッソを出したい方向け
ドリップコーヒーの抽出においてももちろん優れているのですが、OPUSはエスプレッソを自宅でやりたいという方に特に向いています。理由は2つ。
- エスプレッソのメッシュ調整の範囲が広い
- ドーシングカップ付きでホルダーにそのまま粉を入れられる
まず1つ目は、エスプレッソのメッシュ調整の範囲がめちゃくちゃ広いことです。
一番細かくすれば、業務用マシンでも抽出できないぐらい挽き目を細かくできます。
先ほども名前を出しましたが、家庭用コニカルグラインダーで今までよくおすすめされてきたWilfa Svart aromaは、エスプレッソが出せると言っても、あくまで対応している挽き目はmoka。
エスプレッソには少し粗めです。
公式にも、業務用マシンなどには使用しないでくださいと書いてありました。
それと比べると、間違いなくOPUSはエスプレッソ向きのメッシュ[挽き目]調整が可能です。
また、ドーシングカップ付きで、粉受けからそのままポルタフィルターにはめることができるのも優れもの。
しかも、業務用マシンの58mm、家庭用マシンの51mmのどちらのホルダーでもはめることができます。
ご家庭でエスプレッソを出したことがある方なら伝わりますが、これが本当に便利なんです。
家庭用エスプレッソマシンを使っている方なら、これだけで使う価値があると言っていいほど。
改めて結論を言うと、微粉や挽き目のそろい方はやはり家庭用グラインダークラス。
ただ、3万円以下の同価格帯のグラインダーで言えば、並ぶもののないほどの使いやすさとコストパフォーマンスといったところです。
特に、静電気低減機能やドーシングカップ付きなところなど、使い勝手だけを言えば、上位クラスの5,6万円のグラインダーにすら勝っている部分もあります。
Fellow OPUSグラインダーの評判は?
さて、ほかのコーヒー屋や関係者は今回のFellow OPUSグラインダーをどう評価しているのでしょうか?評判を調べてみました!
各種コーヒーミルやコーヒーグラインダーを紹介しているkomameさんの評価。
今年の家庭用最強とのことです。私と同じく、特にエスプレッソ用グラインダーとして高く評価されています。
また、まだOPUSは発売してから1カ月しかたっていないため、レビューも数少ないので、日本の正規代理店であるKiguのレビュー動画をご紹介します。
今回、わたしがこのブログで紹介したような機能などが、動画でひと通り紹介されているので、より分かりやすくなっています。
特にポルタフィルターへのセッティングの簡単さなどは、動画でご覧いただくとわかりやすいでしょう。
Fellow OPUSグラインダーはどこで買う?
さて、Fellow Opus Conical Burr Grinderはどこで買うのがおすすめでしょうか?
本製品は、基本的に定価[33,000円税込]でしか販売されていないため、ポイントのつくサイトで買うのがお得です。
また、一部非正規品を売っているところもあるため、必ず正規品を販売しているサイトで購入しましょう!※値段と正規保証が2年ついているかで分かります
正規品はメーカー2年保証がついていたり、国内正規代理店が対応してくれたりと、まったくその後の利便性が違うため、絶対に正規品がおすすめです。
ぜひご自宅でもこの便利さを体験してみてくださいね!
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